自我=超陽原理から太一的個原理への進化:仁命道と父権的精神:道徳心の喪失の力学的歴史






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2013年05月03日(Fri)
自我=超陽原理から太一的個原理への進化:仁命道と父権的精神:道徳心の喪失の力学的歴史
森気浴散策を行なった後で、思考したいが、一言言うと、義は、本来、陰の世界にあるのである。陰主導陰陽共振(暗黒宇宙・暗黒太陽)に存するのである。それは、母権的精神である。ダーク・ゴッド(暗黒神)である。
 しかし、人類史において、今から1万年足らず前の時に(六千年前?)、父権的精神が誕生した。それは、陽中心主義である。あるいは、超陽主義である。自我の誕生であり、同時に、物質への傾斜が起ったのである。
 超陽主義・自我主義は、陰主導陰陽共振(母権原理、女性原理)を恐れるのであり、それを抑圧するのである。
 「知性」、「理性」、「道徳」等は、父権的で、そのような母権原理の抑圧を意味合いがある。
 そして、西洋文明において、この父権原理が極大化し、母権原理(暗黒精神)が失われる。母権原理とは、生命原理であり、気の原理である。
 超陽原理(父権原理)は、陰陽共振原理から超越しているのであり、それを憎悪するのである。
 それは、太一界(超イデア界)の、いわば、鬼子であり、おそらく、太一界となんらかの関係をもっているのかもしれない。否、切り離された特殊のもののようにも感じられる。
 しかし、宇宙天下の大道は、陰陽共振生命原理に存するのである。
 とまれ、今日の人類世界の超危機は、父権原理に存し、その克服は、陰陽共振原理を回復することに存すると考えられる。
 ところで、悪者にしている自我原理=超陽原理であるが、それ自体を否定しているのではなく、その原理の支配・破壊性を批判しているのである。
 それは、同一性主義原理であり、他者=陰を否定してしまうのである。
 しかしながら、不連続的陰陽(イデア)原理(また、改名したが)によって、自我原理=超陽原理の同一性主義を乗り越えることができるのであり、他者=陰を肯定して、陰陽共振精神を復活させることができるのである。
 では、このとき、自我原理=超陽原理はどうなるのか。それは、陰陽共振原理、他者原理、気的身体理性と結びついた、いわば、大理性原理になるのではないだろうか。あるいは、太一的個原理(太一個原理)である。後者の方の命名がいいように思えるが。
 今はここで留める。

追記:光と闇のメタファー(隠喩)であるが、宗教等の光であるが、それは、基本的には、父権原理に拠ると考えられる。つまり、父権原理が光のメタファーを主導的にしている。
 光は端的に陽原理に拠るのである。陽の光に対し、陰の闇があるのであるが、問題は、陰の闇と陽の光の対照となる闇の問題である。闇という言葉が共通になっている。
 混乱を避けるには、陰の闇という言い方を止めるべきではないだろうか。それは、光に対する闇ではないからである。
 あえて、強いて、言えば、陰光である。陽光に対する陰光である。
 だから、暗黒宇宙、暗黒太陽、暗黒神ではなく、陰光宇宙、陰光太陽、陰光神と言うべきかもしれない。
 しかし、陰主導(陰光主導)の陰陽共振界を指しているのであるから、陰陽共振光のようなものを考えなくてはならないだろう。
 陽原理の反射を光とするなら、陰原理の共振を陰光とすることは可能ではないだろうか。(今、ふと重力を思ったのであるが。陰光=重力?)
 作業仮説的に、陰光としておこう。

追記2:旧約聖書「創世記」の「光あれ」であるが、それは、陽の自己反射による陽光と考えられる。不連続的陰陽イデア原理に拠れば、陰主導陰陽共振における陽化が生命物質現象を意味するのであり、陽化は光をもたらすのであるから、「光あれ」は、生命物質現象を意味していると考えられる。
 しかしながら、そのとき、背後というか基礎・基盤・基体に存する陰主導陰陽共振=陰陽渦円は言及されていないのである。
 つまり、上記の考察に拠れば、陰光が言及されていないことになるのである。「光あれ」の「光」は陽光だからである。
 結局、「光」があれば、同時に、陰光があるのである。そして、おそらく、陰光の方がベースである。つまり、大陰光、太陰光である。その陽化として、「光」=陽光が生成すると考えられるのである。
 D.H.ロレンスがダークネス、ダークサン、ダークゴッドと呼んだものは、この大陰光、太陰光であると考えられよう。
 思うに、宗教等のメタファーの光であるが、それは、おそらく、大陰光=太陰光のメタファーとしての光である。陽光としての光ではないと考えられる。
 だから、例えば、マニ教の光であるが、それは大陰光=太陰光のことであるし、アフラマズダもそうだろうし、シュタイナーの説く太陽神=太陽霊もこれだろう。キリストもこれである。因みに、ヤハウェとは、大陰光=太陰光の陽化が極大化されたものではないだろうか。(補記:古代ローマ帝国において、キリスト教と競合したミトラ教・ミトラス教の太陽神ミトラ・ミトラスもこれであると言えよう。ただし、キリストとミトラとの違いを確認すべきである。この違いは明快だと思う。イエス・キリストは、陰光太陽・大陰光・太陰光を「神懸かり」していたと思う。教父はロゴスの受肉と呼んだが、ロゴスは混乱させよう。しかし、ロゴスは言葉ではなく、陰主導陰陽共振と見ればいいのである。そう、前ソクラテス期哲学のロゴス【例えば、ヘラクレイトス】もそうみるべきである。またヌースもそのように見るべきはないだろうか。)
 
追記3:D.H.ロレンスの三位一体論(王冠論)であるが、ロレンスにおいて、父=陰、子=陽、聖霊=陰陽共振・太一となっていると思う。
 本来、父=陽、子=陰だと思うが、それが、転倒していると思う。これは、不連続的差異論以前の連続論の段階の、一種倒錯した事態ではないだろうか。これについては、さらに検討したい。

追記4:先に述べたが、日本人が太陽を赤く塗るのは、陰光太陽を直観しているからだと考えられる。陰光太陽とは正に、生命の根源であるのであり、先に述べたブラッド・サン(血の太陽)である。だから、天照大神も陰光太陽、大陰光=太陰光と見なくてはならない。
 思うに、陰光太陽=大陰光=太陰光は「実在」であるから、もはや、信じる云々の問題ではなく、感じる、直観する、直覚するという次元の問題である。つまり、ポスト宗教=ポスト信仰の時代である。

追記5:以上のように考えてきて、「霊(スピリット)」とは何かが合理的に判明してきたと言えよう。霊は陰主導陰陽共振、陰光、大陰光=太陰光である。陰陽共振の諸様態が諸霊であろう。それは、実在するのである。
 死者の霊であるが、それは、やはり、陰陽共振界・気界・イデア界に存するのではないだろうか。

追記6:自我は超陽であると言ったが、そうすると、他者は超陰になるように思える。これはもはや陰陽次元だけでは形成できないものと考えられる。
 つまり、陰陽を統括する次元を考える必要があるのである。それは、太一界であるが、なにか、超陰陽円のようなものが考えられるように思う。それが、陽を超陽、陰を超陰に変換するように思えるのである。

追記7:追記6のように考えると、本来の霊とは、超陰陽円の次元に存するように思える。陰陽円は生命イデアの次元のように思えるのである。人間の精神の次元はそれより上位=高位の次元に存するように思えるのである。

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