世界経済の動向についての私見:世界共通通貨創設路線(ドル・米国没落)と米国差異共振資本主義路線






[PR]



2009年03月26日(Thu)
世界経済の動向についての私見:世界共通通貨創設路線(ドル・米国没落)と米国差異共振資本主義路線
「世界経済の動向についての私見:世界共通通貨創設路線と米国差異共振資本主義路線:ロシア政治経済ジャーナルの北野氏の量的予測とPS理論的質的予測」

《引用開始》

【【RPE】中国は世界共通通貨創設(=ドル・アメリカ没落)を目指す

・・・・・

アメリカ人は、日本と中国から借りた金(返す気はない)で豪邸に住
んでいる。

中国政府としては、そのお金を内需拡大策に使い、以下のような構
図にしたくなってもおかしくない。

つまり、



世界(特に中国)が作り → 中国が買う



最後に、政治的理由もあるでしょう。

日中がアメリカに金を貸さなくなる。

すると、アメリカに残された道は二つしかありません。


1、国債金利が上がりつづけ、返済不能になり国家破産

2、FRBが国債買い取り(増刷)をつづけ、ハイパーインフレが起こる。
ドルは紙切れになる



こうなったとき、覇権はどこに転がりこむか。

覇権とは支配力のこと。

そして、支配力を支えるのは、金(経済力)と力(軍事力)です。

中国は、軍事費世界2位、経済力(GDP)世界3位。

とはいえ、経済力世界2位の日本に覇権への欲望はありませんから、
中国が覇権国家になるチャンスが出てくる。

アヘン戦争以来屈辱を味わいつづけてきた中国。

ついに、世界の頂点にむかって動き出す機会が訪れたのです。


▼SDRってなに?


さて、中国が「ドルにかわる準備通貨」として提案している「SD
R」とはなんでしょうか?】

《引用終了》
http://archive.mag2.com/0000012950
/20090326024928000.html
ロシア政治経済ジャーナル

@@@@@@@@@@@@@@@@@@

以上、たいへん明快な『ロシア政治経済ジャーナル』の北野氏の世界経済予測であるが、以前も触れたことがあるが、北野氏の考察は、ほぼ量的であり、質的なものを考慮していないことである。つまり、金と軍事力が世界経済を駆動させているといういわば、唯物論的発想をしているのである。(もっとも、北野氏には、精神的志向はあるが、それが、政治経済の発想には適用されていない。)
 確かに、米国債の多量発行は、ドルの価値低下を招くし、インフレないしはハイパー・インフレをもたらす。確かに、米国の威信も低下する。それは、量的な視点の考察である。
 しかしながら、オバマ大統領は、差異共振政治経済の発想、トランス・モダンの発想をもっているである。それは、私はロスチャイルド路線、ロックフェラー路線と区別して、「ロックフェラー」路線と考えている。いわば、草の根の米国民主主義の路線であり、自由共同体路線、《個》的共同体路線である。米国本来の「民主主義」的資本主義路線なのである。
 これは、これまでのウォール・ストリートの同一性主義金融資本主義路線とは、異質なものなのである。問題は、複雑系である。同一性資本と差異共振資本が混合しているので、単純に後者へと切り替えられずに、税金をAIG等の「救済」に使用しているのである。つまり、一時的に、社会主義(国家資本主義)政策をとっているのである。
 問題は、その「救済」が本当に役立つのか否かである。先に述べたように、時間稼ぎ的な要素が強いとは思う。問題は新たなトランス・モダン社会創造なのである。これは、トランス・モダン共同体構築を意味する。
 だから、オバマ政権は、一時しのぎ的に、同一性資本主義を「救済」しつつ、差異共振資本主義創造の方向へと加速すると考えられるのである。つまり、資本主義の「進化」がそこには考えられるのである。(ただし、複雑系であり、平俗に言えば、「綱渡り」状態である。波が大きいと言えよう。一筋縄では行かないのである。)
 この質的な視点が北野氏の量的には明敏な世界経済予測には欠落していると考えられるのである。もっとも、北野氏の唱える日本の真の独立の選択案にはまったく賛成である。

追記:予断を許さないというのが正直なところである。思うに、アメリカが複数世界通貨路線をとる可能性だってあると言えよう。

writebacks(0)
トラックバック(trackback)
URL:

コメント(comment)
名前(*):
URL/Email: (optional)
タイトル(*):
コメント内容(*):
画像認証(*): 表示された画像の文字を入力してください:

名前と URL/Email をcookieで保存



新着トラックバック/コメント


カレンダ
2009年3月
26
       

アーカイブ
2006年 (104)
7月 (9)
8月 (6)
9月 (7)
10月 (9)
11月 (39)
12月 (34)
2007年 (542)
1月 (48)
2月 (49)
3月 (67)
4月 (45)
5月 (44)
6月 (1)
7月 (33)
8月 (67)
9月 (47)
10月 (42)
11月 (49)
12月 (50)
2008年 (623)
1月 (40)
2月 (29)
3月 (26)
4月 (38)
5月 (32)
6月 (48)
7月 (49)
8月 (61)
9月 (68)
10月 (86)
11月 (86)
12月 (60)
2009年 (472)
1月 (82)
2月 (66)
3月 (58)
4月 (32)
5月 (27)
6月 (34)
7月 (35)
8月 (26)
9月 (36)
10月 (30)
11月 (28)
12月 (18)
2010年 (251)
1月 (19)
2月 (29)
3月 (29)
4月 (11)
5月 (25)
6月 (33)
7月 (28)
8月 (23)
9月 (15)
10月 (18)
11月 (8)
12月 (13)
2011年 (126)
1月 (11)
2月 (12)
3月 (13)
4月 (12)
5月 (6)
6月 (4)
7月 (5)
8月 (11)
9月 (15)
10月 (7)
11月 (16)
12月 (14)
2012年 (117)
1月 (10)
2月 (13)
3月 (6)
4月 (6)
5月 (14)
6月 (8)
7月 (11)
8月 (7)
9月 (3)
10月 (24)
11月 (9)
12月 (6)
2013年 (145)
1月 (12)
2月 (11)
3月 (9)
4月 (21)
5月 (10)
6月 (9)
7月 (17)
8月 (9)
9月 (5)
10月 (22)
11月 (13)
12月 (7)
2014年 (91)
1月 (6)
2月 (13)
3月 (18)
4月 (5)
7月 (4)
8月 (26)
9月 (7)
10月 (5)
11月 (6)
12月 (1)
2015年 (61)
1月 (6)
2月 (12)
3月 (8)
4月 (14)
5月 (10)
6月 (4)
7月 (6)
8月 (1)

アクセスカウンタ
今日:648
昨日:793
累計:4,745,684