トランス・モダンへの不連続転換:アメリカ社会の質的変化






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2008年10月29日(Wed)
トランス・モダンへの不連続転換:アメリカ社会の質的変化
冷泉氏のエッセイは冗長さが嫌であるが、以下は興味深い観察である。アメリカの質的変化を物語っている。国家介入主義は当然長くは続かないだろう。
 金融資本の連続的同一性主義を崩壊して、国家介入主義を経験しているアメリカであるが、根っこにある、個の原理が活性化して、差異共振志向を発揮すると思われる。それはオバマ次期大統領候補の政策と共鳴するだろう。脱同一性主義=トランス・モダンの胎動である。

@@@@@@@@@@@@@@@@@

『 開拓時代の面影を残す農村で、株の暴落した週末に静かに家族と過ごしている人々を見ていると、私はそこにアメリカという土地とその人々が生み出した文明の継ぎ目があるように思えました。何か大きな変化がある、しかも不連続な継ぎ目がそこにあるのではないか、そんな風に思ったのです。今回の金融危機は、まだまだ出口が見えません。ですが、何かが大きく変わるのは間違いないでしょう。では、何が終わり、その次には何が始まるのでしょうか。

 それが分からない人間には、文明の継ぎ目というのではなく、今現在、自分たちが直面しているのは「文明の裂け目」ではないかという感覚があるのだと思います。これまで信じていたものが、瞬く間に色あせて行く中で、そこには不連続なものがあり、しかも未来は見えない、という事態の中で、ちょっと下を見れば奈落の底の暗黒しかない、もしかしたらそこに落ちていくのかもしれない、そんな恐怖があるのです。』
http://ryumurakami.jmm.co.jp
/dynamic/report/report3_1
431.html
第378回

「文明の裂け目」

配信日:2008年10月18日
from 911/USAレポート / 冷泉 彰彦

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