米国公的資金投入と精神経済の情報評価:差異価値と同一性価値との即非価値の評価






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2008年09月28日(Sun)
米国公的資金投入と精神経済の情報評価:差異価値と同一性価値との即非価値の評価
公的資金投入案が米国議会で可決されそうであるが、誰もこれで経済秩序を回復できるとは思わないだろう。
 米国の財政赤字が重くのしかかるのである。いちばん、わかりやすいのは国家破産を認めることである。しかし、国家破産を認めないと蟻地獄的に、沈んで行くのである。
 とまれ、世界の崩壊がこのような金融「核爆弾」に拠るとは、思いもよらなかった。物質的ではなく、お金・資本という精神経済の「情報」によっての崩壊である。つまり、交換価値とは、精神経済の「情報」である。
 しかし、本来、差異価値と関連する価値であるが、交換価値が超肥大化して、差異価値を無視したのである。つまり、精神経済の「情報」の同一性主義化がこの大災禍を生んだのである。
 必要なものの対価とは、実は、差異価値を適切に評価するものでなくてはならないのに、同一性価値が中心化されてしまうのである。いわば、本末転倒なのである。
 とまれ、差異価値を評価する交換価値を形成する必要がある。いわば、差異的交換価値である。これまでの同一性的交換価値ではない。今は余裕がないでの詳論できないが、簡単に触れると、資本経済は、本来、即非価値経済ではないのかということである。即非価値とは、差異価値と同一性価値の矛盾の共立(共鳴、共振)する価値である。貨幣には、本来、差異価値が隠れているということもできよう。
 この隠れた差異価値を無視することで、資本主義は、同一性主義金融経済へと転化すると考えられる。「内包」された差異価値評価を行う経済が必要である。それは、言い換えると、他者評価である。
 今の自由主義では、この差異価値評価=他者評価ができないのである。これをどのように行うのかが問題である。このためには、これまで述べてきた減価通貨の導入が革新的な方法であるが、それ以前にも、政治的革新によって、差異価値を導入することは可能である。創造的投資や創造保存的消費である。
 今はここで留めるが、後で検討を続けたい。

P.S. 例えば、差異価値導入を単純に考えると、税金を差異価値として捉えると、消費税増税になる。しかし、今思いついたのは、いわば、チップ制のようなものでいいのではないか。消費税ではなく、生産者に差異価値としてチップを渡すことである。一個150円のキャベツであるが、その品質がよければ、生産者に直接チップを送るのである。例えば、レジで、チップを10円にすると、10円チップが生産者に贈与されるシステムを作るのである。いちいち口座に送るのは手間がかかるので、ストックしておいて、まとめて送金するのである(p.s. 思うに、スーパーや小売店のレジからインターネットで口座に振り込めばいいのではないだろうか。お金はレジで支払うのである)。
 とまれ、これは、まったくの思いつきである。

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金融対策法案で大筋合意 米政府と議会

 【ワシントン28日共同】ポールソン米財務長官と米議会指導部は28日未明、ワシントンで記者会見し、最大7000億ドル(約75兆円)の公的資金で金融機関の不良資産を買い取る金融危機対策法案に関し大筋で合意したことを明らかにした。

 民主党のリード上院院内総務は「大きな進展があった」と述べ、28日中に最終合意に達する見通しを明らかにした。ブッシュ大統領が19日に不良資産の買い取りを表明して以降、納税者保護をめぐり難航していた法案化作業は大きな節目を迎えた。

 米政府と議会は29日のアジア市場の取引が始まる前に法案内容を正式発表する意向だ。

http://www.47news.jp/CN/2008
09/CN2008092801000270.html


Lawmakers reach tentative deal on bailout

U.S. congressional leaders and the White House have reached a tentative deal on a bailout of imperiled financial markets that could cost taxpayers hundreds of billions of dollars. full story
http://edition.cnn.com/2008
/POLITICS/09/28/bailout.ap
/index.html


   




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カレンダ
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