同一性主義金融経済の崩壊とトランス・モダン・エコノミー:差異共鳴政経システムへ






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2008年09月27日(Sat)
同一性主義金融経済の崩壊とトランス・モダン・エコノミー:差異共鳴政経システムへ
以下で述べられていることは、これまで私が述べてきたことと重なる。
 「金融主義」とは、同一性主義金融資本主義であり、製造業プラス金融業は差異共鳴性且つ同一性的資本主義になろう。つまり、後者は伝統的な資本主義である。
 今日、同一性主義金融資本主義が崩壊した結果、後者へ戻る、いわば、先祖返りすることは一つの対処に過ぎないだろう。
 問題は、資本主義という矛盾・対立経済、あるいは、パラドクシカルな経済(差異価値を前提とし、同一性価値を追求する。同一性価値の追求が前提の差異価値を否定するというパラドクス)の根本的な解決がなされていないということであり、伝統的資本主義から同一性主義金融資本主義という鬼っ子が生まれたことを忘れてはならない。
 結局、何度も述べているが、同一性価値を差異価値創造へとフィードバックさせる新経済秩序システムの構築が必要であるということである。これを、私は、差異共鳴資本主義(p.s. 思うに、差異共鳴主義的トランス資本主義と呼ぶ方が的確だろう)と呼んでいるのである。すなわち、企業営為により生まれた利益を、同一性価値の追求のために投資するのではなく、差異共鳴価値のために投資や消費をする政経システムの構築である。
 つまり、資本とは、本来、差異共鳴価値を体現する同一性価値なのであり、本体の差異共鳴価値を創造進展させることが合理的なのである。同一性主義金融資本主義だと、本体の差異共鳴価値を破壊する非合理性を発生させるのである。
 先にも触れたが、この差異共鳴価値創造を第一義とした、法律が必要である。差異共鳴価値原理の法である。これにより、投機が禁止されるだろう。差異共鳴価値の創造のための融資や消費・贈与が肯定されるのである。銀行で言えば、差異共鳴価値銀行である。思えば、今世紀初頭に差異銀行を私は考えていた。

 
参照:

交換価値の富と差異共鳴価値の新共同体的富
http://ameblo.jp/renshi
/entry-10144230370.html

***引用***

ちょうどアリとキリギリスの童話のような話ですが、アメリカやイギリスは先祖が海賊であり、博打が大好きで戦争好きだ。真面目にコツコツ物を作る事には向いていない。ドイツ系移民が多かった頃は機械工業なや自動車工業など世界一の製造業大国だったのですが、日本やドイツに追いつかれると金融業や情報産業に切り替えて金融立国を目指すようになった。

アメリカは金融立国を目指す事になったのもユダヤ系アメリカ人が得意な分野であり、ニューヨークで石を投げれば金融マンか弁護士に当たるといわれるくらいだ。つまりドイツ的なアメリカからユダヤ的なアメリカに変わって行ったのですが、金融立国も破綻した。やがては中南米的なアメリカに変わって行ってアメリカはやがてラテンアメリカになる。

金融業は製造業に付随した産業であり、カネが異動するだけの産業だけで国家が成り立つはずがない。現にアメリカは中国やアメリカから物を買って慢性的な経常赤字の国となり、金融がダメになればアメリカもお終いだ。残っているのはサービス業とソフト産業ですがインドなどへのアウトソーシングが進んでこれも空洞化している。
http://blog.goo.ne.jp/
2005tora/d/20080926
株式日記と経済展望


   




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カレンダ
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