同一性主義金融資本主義内の権力争いと同一性主義金融資本主義の崩壊と差異共鳴資本主義の胎動






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2008年09月25日(Thu)
同一性主義金融資本主義内の権力争いと同一性主義金融資本主義の崩壊と差異共鳴資本主義の胎動
米国金融秩序瓦解についてさらに検討したい。先に、今回の事件で、ゴールドマン/ロスチャイルドの筋書きの可能性があると言ったが、この辺は微妙である。
 少なくとも、同一性主義金融資本主義が瓦解したのは確かである。では、ゴールドマン/ロスチャイルド「帝国」も被害を受けたのである。しかし、ゴールドマンは、サブプライムローンには深入りしていなかったのである。この点が怪しいのである。
 結局どういうことなのか。以前、某記事で、ロックフェラーとロスチャイルドの争闘が起ったというようなことを読んだ。それが事実かどうかはわからないが、それと似たような事態を想定できよう。ロックフェラーに相当するものを、差異共鳴資主義としよう。
 すると、問題は、これまで述べたように、差異共鳴資本主義と同一性主義資本主義の争闘が起きているということである。そして、後者には、破産したリーマン等が入るし、また、当然、ゴールドマン(モルガンは、騙しでは)もそうである。
 ゴールドマン(ロスチャイルド)は早くからこのことを察知して、自分だけの生き残りを狙っていたのではないだろうか。
 即ち、ハイパーな同一性主義であるサブプライムローンには、深入りせずに、虎視眈々と他の投資会社がつぶれるのを想定していたのではないだろうか。
 今回の金融秩序瓦解であるが、ゴールドマンと言え、ここまで想定していなかったのではないだろうか。だから、禁じ手の公金投入方策となったのではないだろうか。
 さて、別の問題は、差異共鳴資本主義である。これは、本当にあるのか、である。オバマ氏の理念には潜在していると考えられる。
 以上を整理するとどうなるだろうか。以下はまったくの思いつきであるが、同一性主義金融資本界で権力争いがあった。一方では、リーマンやリンチ等であり、他方はゴールドマンである。前者はサブプライムローンに集中化したが、後者はそれを排した。
 しかし、ハイパーな同一性主義が、サブプライム問題で必然的に瓦解することになり、ゴールドマンにも被害が及んだのである。そこで、今回の公金投入方策となったと考えられる。
 思うに、ゴールドマン/ロスチャイルドは、敵方が崩壊したので、これがチャンスと思っているかもしれない。
 しかしながら、今や、差異共鳴主義の胎動があるのである。オバマ氏が象徴である(マケイン氏は、同一性主義資本を代弁する)。今、アメリカ議会で問題になっているのは、この対立、即ち、同一性主義資本主義と差異共鳴資本主義の対立が根因ではないだろうか。
 もっとも、法案が議会を通過しても、同一性主義金融資本主義のブラックホールは世界経済を破滅させると考えられる。結局、これまでとは不連続な差異共鳴経済秩序の構築が求められていると考えられる。
 
*******************

市場資本主義を掲げるアメリカにとって中長期的には致命傷となる
可能性のある「モラルハザード」と「空売り規制」という麻薬に手を出した
・・・・・

◆米財務・金融当局が「麻薬」に手を出した理由 9月22日 堀古英司

先週に続き、今週もアメリカ金融市場にとっては歴史に残る一週間となりました。リーマンブラザーズの破綻はすぐに世界最大手の保険会社AIGの危機につながり、週末にかけては米証券取引委員会(SEC)が金融株799銘柄の空売り禁止を発表するに至りました。現在の金融市場を巡る環境はかなり異常な状態である事は確かです。しかしそれを何とか阻止しようと米財務・金融当局は「モラルハザード」と「空売り規制」という、2つの「麻薬」に手を出す事になってしまいました。

http://blog.goo.ne.jp/
2005tora/d/20080924


株式日記と経済展望


   




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カレンダ
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