トランス日本大崩壊と新たな建国へ向けて:多元差異共鳴社会としてのトランス・モダン共同体の創造






2008年07月12日(Sat)
トランス日本大崩壊と新たな建国へ向けて:多元差異共鳴社会としてのトランス・モダン共同体の創造
トランス日本大崩壊と新たな建国へ向けて:多元差異共鳴社会としてのトランス・モダン共同体の創造

テーマ:日本再生・東洋ルネサンス計画

世界経済の落ち込みとともに、日本経済も鋭く落ち込み、また、財政上の大借金もあり、さらにその他諸々の問題があり、日本大崩壊は避けられないようである。私は、70年代初期から憂国の思いが強かったので、その意味でも、大手術は必要であると考えている。
 言葉で言って通じない場合は荒療治が必要なのである。有無を言わさずに、身体に直截に響く打開方法が必要なのである。
 というわけで、ポスト日本大崩壊を考えたい。おそらく、もうこれまで享受した物質的豊かさは望めなくなるだろう。もっとも、常温核融合等のエネルギー革新が起れば、話しは別であるが。
 小さな政府ならぬ、小さな生活になるだろう。つまり、旧に復すことになるのではないだろうか。身の丈にあった生活になるのではないだろうか。
 とまれ、一言で言えば、トランス・モダン化が必須であるということである。哲学では、プラトニック・シナジー理論が、その方向を提示しているが、それは、近代合理主義=唯物科学・技術の超克である。イデア界=高次元界を認める必要があるということになる。これは、精神革新である。
 次に、経済であるが、モダン経済とは、同一性価値=貨幣価値の拡大を主導的であった。これが、今日では、諸バブルを引き起こし、世界経済を混乱させているのである。
 私は、無利子経済ないしはマイナス利子経済の導入が必要であると感じている。これは、同一性価値=貨幣価値の増殖(利殖)を否定して、経済の差異価値を肯定評価するものである。実質経済になるのである。量的経済から質的経済になりうると考えられる。
 そう、端的に、物質主義的経済から、差異共振経済になるということである。だから、基本的な物質的インフラの整備の充実が必要くらいで、後は、精神的価値の進展が主導的になると考えられるのである。
 次に、食料の保持のことである。これは、自然・宇宙との関係が重要になる。私は、以前、何度も述べたが、自然へと経済価値を還流させることが必要であると考えている。今日の都市文明は明らかに、自然を破壊して、自滅するのが目に見えている。
 思うに、ここに、共同体の働きが重要になると考えられる。産業と共同体が連携して、富を食料・自然保持のために消費する必要があると思う。食料自然共同体資本消費である。
 つまり、食料自然共同体のための資本、簡単に言えば、自然共同体資本とその銀行が必要であると思われるのである。差異共振銀行である。
 ということで、簡単であるが、以上の三つのことが必須である。三大革新である。「三位一体」である。繰り返すと、

1)トランス・モダン精神進化(神道ルネサンス)
2)物質主義経済から差異価値経済への転移
3)食料自然共同体資本=差異共振資本の創造

となる。


参考:

★ 2008年7月12日 土曜日 、15時半更新

・・・

 余談 国家破綻

 筆者は2008年8月頃、日本国家が明確に破綻すると予測してきた。今のところ、それを補強する材料はあっても否定する材料はない。
 どうなるかといえば、小渕償還130兆円の借り換え債問題、新規国債手当が不能になり、予算確保のメドが立たず、国政運営の基礎的な資金が欠乏するわけだ。そこで、年金支払い削減・停止、公務員給与減額・停止、あらゆる社会保障の停止などが俎上に登り、てんやわんやの大騒ぎになると予想している。

 もちろん、これまでも予測通りにスムーズにことが運んだことはなく、昨年11月に予測したアメリカ経済崩壊は、すでに9ヶ月経て、おおむね、その方向に動き、新年早々シティ銀行などが破綻倒産するとの予想も、死に体ではあるものの、まだ延命していることから、全般に数ヶ月程度、時期がずれることはありうるが、基本的な必然性、方向性がピント外れということはないと思う。
 これは、社会・経済の物理的必然性に、人の大きな意志が加わって、未来を変動させる力として働くからだろうと思う。
 
 しかし、現段階にあっても、日米欧、資本主義、先進諸国の経済破綻は間違いのない現実であり、いかなる救済方法も存在しない。ただ延命手段がいくつか残されているだけだ。それは、粉飾決算であったり、意図的な情報捏造であったり、戦争による強引な問題のすり替え、隠蔽だったりするわけだが、カネという潤滑剤が回らなくなって、世界経済が停滞し、あらゆる社会機能が破滅するという事態を回避することにはならない。

 経済問題は、一般大衆に問題の本質を隠蔽する目的で、なかなか分かりやすい解説がなく、専門用語が飛び交って、経済専門家アナリストでさえ、事態を正しく見極めている者はごく少数にすぎない。
 筆者は、この半年あまり情報収集してきて、比較的信頼性の高いサイトとして、藤原直哉・副島隆彦・株式日記・田中宇・ネバダなどを挙げておく。ブルームバーグやバフェット・ソロスなどの当事者情報は、操作情報が多分に含まれていて信用しかねる。ブッシュやバーナンキの演説を聴いているようなものだ。
 上に引用したサイトでは、すでに昨年後半から、今日の事態、ドル崩壊を正確に予測しており、これが一過性のものではなく、近代資本主義体制の全面崩壊に進展せざるをえないほどの根源的な革命としての「時代破滅」であることを指摘している。

 さて、来月にも日本国家の経済基盤が破綻すると予想しているわけだが、具体的な進展については、まだ分からないことが多い。最初にやることは、官僚たちが自分たちの権益を保全するために弱者を踏み台にし、切り捨てるだろうということだ。現代日本の宦官だち、霞ヶ関の特権階級どもは、まず生活保護や医療補助など、あらゆる社会保障を切り捨て、年金を減額し、弱い立場の人たちを狙い撃ちにして、自分たちの給与水準や特権を守ろうとするだろう。
 これで国民が怒って国家を完全に見放し、救いのない大混乱に陥るというシナリオくらいしか、まだ見えていない。

 具体的なシナリオは見えないが、破滅に至る必然性を作り出した原因は、隠しようもないほどはっきりしている。
 それは組織共同体の崩壊である。それは数名の家族から数百名の会社組織、数千万人の国家組織に至るまで、すべての組織共同体に共通する根元法則であり、「人間の法則」である。 人が集団になれば必ず発生する法則である。

 一つの組織体、例えば最小単位である「家族」を考えてみればよい。家族という組織は、基本的に互助組織である。互いに弱点をフォローし合い、連帯し、支え合って生き抜いてゆく組織体である。それを膠着成立させるのは信頼・愛情という糊に他ならない。
 信頼・愛情が存在しなければ、それは親子であっても、もはや家族ではない。組織は膠着されずバラバラになってしまう。
 逆に、愛と信頼に結ばれた家族があるということは、構成員の人生を素晴らしく豊かに充実させ、それは、ますます強固になる。だが、そうした家族の強い絆を示すものは、決して恵まれた豪邸や学歴、社会的地位ではなく、むしろ逆なのだ。
 抜きんでた豪邸・美邸を建設し、美貌の妻を得て、高級車に乗る一見、恵まれた家族には、その膠着が妬まれ、破壊してやろうとする周囲の意志が働くことになり、やがて内部から崩壊し、ついにはバラバラにされてしまう。
 逆に、みすぼらしい家、豊かでない生活で、苦しい生活を思いやり支え合う貧しい家族は一致団結し、その愛を強め、ますます絆を深め、すばらしい家族生活を享受することになるだろう。

 会社や国家も同じであって、オンボロ、プレハブの社屋、安月給で、恵まれない会社であっても、互いに思いやりがあり、連帯感のある会社は、ますます団結し、素晴らしい会社に成長してゆくだろう。
 国家も、戦後、貧しい時代、公務員が安月給で奮闘していた時代、みんなが互いに暖かい思いやりをもち、連帯感を見いだし、一致団結して困難に立ち向かっていった時代、強力な愛国心が醸成されていった。
 ところが見せかけの豊かさを手中にし、役所の見せかけばかりが立派になり、役人が親切を失い、自分の利権、権益だけにしか関心を示さなくなり、他人を妬み、思いやりをなくしてしまった時代、人々の国家に対する希望は失われ、国家を愛さなくなった。だから破綻するのである。

 組織が破綻する理由、国家が崩壊する理由は、上に述べた事情がすべてであって、それ以外でも、それ以上でもない。
 みんなが所属する組織に連帯感を抱き、愛し、自分の故郷のように思えるとき、組織は最大の機能、威力を発揮するのであって、構成員すべての人たちに思いやりと連帯感を抱いて、自分が、この組織を支えようとするモチベーションを作りだし、これのみによって組織は命の息吹を獲得するのである。
 だが、強力な組織は、やがて組織内に格差・差別を産み出す。妬み、怨嗟が組織を覆うようになり、連帯感や思いやりは失われ、特権を享受する幹部以外、誰も組織を支えたいと思わなくなり、そうして崩壊するのである。
 今では、もっと極端で、組織を底辺で支え続けてくれた、本当の功労者を追放し、会社という形式だけに頼り、ある日気付いてみれば、利権大好き、利己主義だけの幹部しかおらず、カラッポの形骸だけが音を立てて崩壊するという有様だ。

 まずは、戦争で崩壊した日本国家が再建されて60余年、今、再び音を立てて日本国が瓦解しようとする場面に遭遇しているわけだが、倒れる事情は、上のように、日本国の利権を食い物にする輩がのさばり、大衆がそれを見て、まじめに国家を支えるのがバカバカしくなり、腐敗した役人に倣って、利己主義、蓄財、見栄張り競争を謳歌するようになり、支える者のいなくなった巨大な形骸、虚構が瓦解するのである。

 どうして、こうなってしまったのか? 何が間違っていたのか? については、いろいろ言うべきこともある。まずは基本は、日本国を支える人たちが連帯感を失い、思いやりを見失い、利己主義に走って、支える人たちが逃げてしまったのである。
 筆者は、こうした利己主義を作り出した最大の原因は、先の戦争における大崩壊のとき、壊すべきものをキチンと壊さなかったためだと考えている。天皇をはじめ、特権階級の差別思想を残したことが、国民に差別階層社会の幻想を与え、上昇志向の誤った出し抜き主義を与え、人間にとって一番大切な、守るべき指標が、他人に対する思いやり、連帯を作り出すことだという真実を見失わせたのである。
 だからオチコボレを作って救済しようとせず、道を誤った人を立ち直らせようとせず制裁排除してきた結果、自分たち自身が排除される時代がやってきたのである。
http://www1.odn.ne.jp
/~cam22440/yoti01.htm

東海アマチュア無線  地震予知研究会

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