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2008年06月12日(Thu)
ポスト冷戦とは何か:資本主義と社会主義の二元論と反動新自由主義と第三の経済(無利子通貨経済?)
確かに衝撃的な事件であったが、背景を考えると、複雑な事件である。複合原因殺人である。
とまれ、私は、冷戦終了後の世界、とりわけ、経済世界が浮き足立っているように感じられる。ビッグバンだとか、グローバリゼーションだとか、実にキャッチコピー的文句が流通しているのである。 思うに、ネオコンの意味を考えるべきだろう。ネオコンとは、ポスト冷戦現象である。私は新自由主義と一体と見ている。冷戦の終了を自由主義経済の勝利と見たことの一種の勘違いがあるのではないだろか。私は経済哲学が今日無くなっているとおもっている。経済学ではない。経済科学でもない。 ソ連社会主義経済の崩壊の意味をよく考えないといけない。二項対立で考えると、自由主義経済の勝利である。そして、グローバリズムはこのような考えに立っていると思う。そして、911事件である。 問題は、結局、同一性(自我)と差異(差異共振主義・共同体)に還元されるのではないだろうか。(今は、大雑把に言うだけである。)資本主義は前者であり、社会主義は後者である。しかしながら、近代における差異と同一性の連続性のために、「アイロニカルな没入」、いわば、エンゲルスの『自然の弁証法』的、つまり、唯物論的に言えば、反対物への転化が起るのである。 社会主義は、弁証法的発想によって、テーゼである同一性へと回帰したのである。つまり、資本主義に戻るのである。国家資本主義としての資本主義である。そして、これは、当然、個・差異がないので、行き詰まるのである。 資本主義は、社会主義の挑戦によって、民主主義的方策を施行せざる得なくなった。いわゆる、社会民主主義である。この対極の混淆に注意しないといけない。資本主義と社会主義の対立によって、相互浸透が生起したのである。 しかしながら、社会主義はその非効率性によって瓦解したのである。しかし、その瓦解が資本主義の勝利を意味するとは言えないのである。ここで資本主義の勘違いは、自由主義が勝利した思ったことである。それが新自由主義である。ネオコンである。 これは反動だと思う。つまり冷戦期において、共同体的価値観が西側にも浸透していたのである。だから、社会主義が崩壊して、自由主義経済の勝利を意味するとは言えないのである。つまり、新自由主義の勘違いは、進展を意味した共同体的価値を否定排除したことである。これは、反動・後退である。 このグローバリズムの反動を受けたのが、日本では、当然、小泉政権であった。そして、今日の亡国的大惨状を迎えているのである。 それまで生起していた共同体的価値を新自由主義は否定したのである。これが大問題である。共同体的価値は民主主義的価値に通じるのである。PS理論では、差異共振価値である。 だから、今日必要なのは、自由主義経済と共同体経済とを合致させる第三の経済システムである。しかしながら、これは、先に私の新母権主義と大調和主義の問題と通じるだろう。 自由主義と共同体主義を「大調和」させるというのは、誤りになるだろう。新母権主義=差異共振主義に則した第三経済が必要であるということである。トランス自由主義が必要ではないだろうか。 もっとも問題は複雑である。同一性を差異(差異共振主義・共同体主義)に包摂させる経済システムが必要と考えられるのである。同一性を差異へと還元させるシステムが必要である。ここで、減価通貨、消滅通貨の経済が想定されるかもしれない。 同一性価値が増殖する自由主義経済は否定されるのではないだろうか。そう、ここで注意すべきは、同一性価値は否定しないことである。同一性主義ないしは同一性中心主義を否定しているのである。 直感では、利益が差異共振価値へと転化する新共同体経済を想定するのである。いわば、自由共同体経済である。 これこそ、差異共振経済である。個の利益が差異共振共同体へと転化するのである。 では、市場はどうなるのだろうか。市場原理を否定するのだろうか。直感では、市場は否定することはない。市場は重要な変換場である。思うに、経済のMedia Pointである。 市場は差異共振価値形成の重要な拠点である。問題は、金融にアルと思う。思うに、無利子金融が必要ではないだろうか。イスラム銀行のような無利子銀行が必要ではないだろうか。 そう、利子の禁止である。ここにポイントがあると思う。利子は利己心を刺激するのである。そのため、蓄財や利殖にはげむのである。 利子とは-1であろう。そして、減価通貨とは+1ではないだろうか。しかしながら、同一性を包摂した差異を考えると、無利子通貨が適切なのではないだろうか。今はここで留める。 ***************** 秋葉原の無差別殺人は日本でも「貧困テロ」が起きたということだ。 今年すでに3件の貧困テロが起きたが、連鎖的にテロが起きるだろう 2008年6月12日 木曜日 ◆6/11(水)コラムの花道 6/11(水)コラムの花道は勝谷誠彦さんです。 秋葉原で起こった無差別殺人について、勝谷さんが斬ります! 6/11(水)コラムの花道×勝谷誠彦をダウンロード ◆日本の制度、世界的には非常識…派遣残酷物語 ZAKZAK 2008/06/12 派遣社員という隠された「格差社会」。派遣社員から「もう生きていけない」など多数の相談を受けている「派遣ユニオン」書記長の関根秀一郎氏は「派遣が絶望の温床となっている。このままでは、ほかにも許されないことを考える人が出てきても不思議ではない」と警鐘を鳴らす。 http://blog.goo.ne.jp/ 2005tora/d/20080612 株式日記と経済展望
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