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2008年06月07日(Sat)
検討問題:同一性市場と差異市場:利己主義と共生主義:同一性価値商品と差異共生価値商品
投機するファンドは、私見では、まったく意味不明であるが、しかし、それが、現実的存在であるから、問題にせざるをえない。
問題は、市場である。市場経済である。これまで、私は、市場とは、差異共振性の一つと考えてきたがどうだろうか。 問題は、同一性価値が交換価値である限り、そこでは、投機主義が主導的になるのではないだろうか。そう見ると、減価貨幣がやはり説得力があるように思えてくる。 同一性貨幣が増殖させたいために、投機するのである。ならば、同一性貨幣が減価するならば、投機はしなくなるだろう。 もっとも、市場を否定するつもりはない。ここで、空想するが、もし、市場が差異価値の市場であるなら、それは、どういうものであろうか。形式的に考えて、aという商品をAという差異貨幣価値で購入するとする。同様に、bをBという差異貨幣価値で購入するのである。 これは、いったい何か。つまり、差異貨幣とは何か、である。それは、固定した同一性価値をもたない、いわば、生成流転・生成消滅的価値貨幣ではないだろうか。もし、同一性貨幣ならば、aは固定した貨幣価値をもつ。同一性貨幣をA'とすれば、aは、A'という同一性貨幣価値をもつ。それは、いわば、構造的価値である。 しかし、差異貨幣ならば、Aは固定していない。それは、エンテレケイアではなく、エネルゲイアである。PS理論から言えば、(+i)*(-i)⇒+1であろう。同一性貨幣ならば、-1である。 いったい差異貨幣、差異資本、差異市場とは何であろうか。直感では、売り手と買い手の関係における、差異共振貨幣・差異共振資本・差異共振市場である。 つまり、同一性貨幣の一万円に対して、差異貨幣の一万円は、差異共振価値であり、それは、差異共振資本になり、差異共振社会を形成するものでなくてはならないのではないか。 同一性貨幣ならば、同一性価値をもち、同一性資本となり、同一性社会を形成するだろう。 端的に、有り体に、どう異なるのか。差異貨幣とは、差異共振貨幣であり、差異共生価値をもつだろう。そう、差異共生貨幣という方が明快であろう。 例えば、同一性貨幣の一万円と差異貨幣の一万円を比べると、前者は、非共同体的であり、解体的である。それに対して、後者は、共同体的であり、創造的である。 同一性貨幣は、利己主義的であるが、差異貨幣は共生主義的である。つまり、後者は質的価値が刻印されているということではないだろうか。たとえば、野菜を買うときは、差異共生的野菜であるかが、ポイントとなるのではないだろうか。つまり、販売される野菜は、差異共生価値を提示する必要があることになる。 商品に刻印された差異共生価値が、購入する際の、指針にならなくてはならないのではないだろうか。思うに、これには、法的強制が必要ではないだろうか。差異共生価値をどれほど購入したかで、税金の多寡が決まるとすればいいのではないだろうか。同一性価値商品を購入する場合は、税金を多く懸けるようにするのであり、差異共生価値商品を購入する場合は、控除するのである。 今は、ここで留める。 |
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カレンダ
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