「共同体と集合性:古い共同体と新しい共同体:村落共同体と差異共振共同体」 |
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2008年01月05日(Sat)
「共同体と集合性:古い共同体と新しい共同体:村落共同体と差異共振共同体」
「共同体と集合性:古い共同体と新しい共同体:村落共同体と差異共振共同体」
テーマ:トランス・モダン差異共振共同体圏 共同体と集合性:古い共同体と新しい共同体:村落共同体と差異共振共同体:そして、国民国家(民族国家)あるいは、ナショナリズムについて 私が問題にしたいのは、個・差異・自己形成以前の集合的共同体と国民国家主義(ナショナリズム)と個・差異・自己に基づく差異共振共同体との関係である。端的に言えば、集合性と共同体と個のことである。 問題は微妙な点があるので、単純化するのは危険であるが、思考実験として、単純化して考察したい。 近代以前においては、集合的共同体があったと思われる。問題は、集合性とは、哲学的にはどういうものなのだろうか。プラトニック・シナジー理論から考察してみたい。 集合性とは端的に、個・差異・自己がある力・権力によって、抑圧されているときに発生する集団的社会性のことではないだろうか。近代以前ならば、封建制である。父権的共同体である。上下のヒエラルキーがここでは支配的であり、そこに個・差異・自己が吸収されているのである。あるいは、村落共同体を考えてもいいだろう。村落の集団的社会性が中心化されているのである。 問題は、この集合性の本質である。ここにある前近代的共同体とは、差異共振性ではなくて、古い太母文化社会の未分化的共振性が紐帯になっているのではないだろうか。この未分化様態がポイントである。ここには、自我もなければ、当然、個もないのである。もっとも、萌芽はある。とまれ、この未分化的共振性が紐帯となり、前近代的共同体が形成されていたとしよう。 しかるに、西欧近代が訪れる。これは、新たなMedia Pointの発動である。これは、差異・個・自己のエネルギーが発生を意味する。しかるに、西欧文化は同一性に傾斜しているので、これは、近代的自我/近代合理主義へと主に展開したのである。もっとも、哲学、その他において、反近代主義の動きが形成されたのではあるが。 このMedia Pointの火(「聖火」)は、集合的心性、即ち、未分化的な共振性を揺さぶり、発火させるのである。「近代」的「進化」である。とまれ、以上から、古い共同体である集合性からの脱却としての「近代」化について考察できた。 では、「近代」化が形成した国民国家主義・ナショナリズムについて考察しよう。これは、先に、本居宣長の言説について言及したように、近代的自我に関係しているのではないかと私は考えている。とまれ、問題は、共振性にあると言えよう。前近代においては、未分化的共振性があったが、「近代」化において、新たに、Media Pointが発動して、明確な共振性が発動した考えられるのである。しかしながら、西欧近代に見られるように、これが自我同一性へと展開して傾斜をもつのである。このとき、共振性がどうなるのかが、核心的問題である。 端的に言えば、自我同一性へと共振性は展開するのであり、それへと吸収されるのである。つまり、自我同一性感情(情感)になるのである。つまり、共振的心情(共感)から、自我に癒着した感情になると考えられるのである。これが、本居宣長の「もののあわれ」・「大和心」と通じるのではないかと思われるのである。 とまれ、はっきりしているのは、近代化において、共振性は、自我同一性へと連続化することである。このように述べると、ここには、ポスト・モダンの問題さえ入っていると考えられるのである。(結局、ポスト・モダンとは、モダンの矛盾が先鋭化したものと考えられるのである。) さて、この自我同一性へと連続化した共振性が、国民国家主義/ナショナリズムの源泉・基盤・基底にあると考えられるのである。言い換えると、「もののあわれ」・「大和心」とナショナリズムは繋がっているということになるのである。 問題は、この自我同一性と共振性との連続化の意味である。共振性とは、心的エネルギーであるから、いわば、絶対的である。端的には、宗教的である。信のエネルギーである。そして、総体として、自我中心主義を形成しているのであり、これが、国民国家主義/ナショナリズムと一如であるということになると考えられるのである。 だから、ナショナリズムとは、同一性化された共振性(差異)をもっているのであり、自我同一性共同体主義と呼べるだろうし、又は、共振性が国民国家という集合に同一性的に吸収されていると見るならば、自我同一性集合体主義と見ることもできよう。【後で、共同体主義と集合体主義に関しては、精緻に考察したい。これは、術語の問題でもあるが、共同体を成員間の何らかの共振体(参考:間主観性・相互主観性と生活世界)と考えるならば、ナショナリズムとは、共同体というよりは、集合体である。同一性による機械主義である。】 さて、最後に、個(差異・自己)の問題である。これは、端的に、Media Pointの発出の問題であり、プロト・モダン(原近代)の問題である。しかし、西欧近代は、自我同一性へと傾斜して、近代的自我/近代合理主義、並びに、国民国家主義/ナショナリズムを形成したのである。つまり、本源のMedia Pointが十全に発現しないで、同一性へと傾斜したのである。プロト・モダン(原近代)は、いわば、歪んだ、偏向した展開をしてしまったのである。(思うに、これを同一性近代化と言えるだろう。それに対して、プロト・モダンとは、差異近代である。) といういことで、同一性へと傾斜した近代主義に対して、新たなMedia Pointの発動として、差異のエネルギーの発出が考えられるのである。それは、共振性の十全の展開であり、差異共振性の展開である。このとき、近代主義である近代的自我/近代合理主義と国民国家主義/ナショナリズムは解体することになるのと考えられるのであり、その同一性共同体に換わって、差異共振共同体が創造・構築されることになると考えられるのである。これは、プロト・モダンの進展であるトランス・モダンを意味すると考えられるのである。 以上で、本件の問題について検討を終えたこととする。 ******************* 「性について:+iがオス・男根・精子で、-iがメス・女陰・卵子だろう」 テーマ:ジェンダー 性について:+iがオス・男根・精子で、-iがメス・女陰・卵子だろう:Media Pointは、両性共振点(交差点)であろう 性交や受精とは、本来、差異共振シナジーを意味しただろう。だから、子とは、差異共振シナジーの成果である。だから、神の子とは、太極的神の子である。イザナミとイザナギ。イシスとオシリス。天照と日御子(スサノオ)。父の子という考えは、同一性(+i)へと傾斜した偏向した考えである。 聖母マリアや処女神は、太母神であり、Media Point自体ないしはそのエネルギー(エネルゲイア)であると思われる。 ********************* 「検討問題:新太母神を迎える詩:新太陽太母神への讃歌」 テーマ:詩・俳句・連詩 検討問題 1) 新太母神を迎える詩:新太陽太母神への讃歌 2) 七元論ないしは八元論:自己認識方程式(+i)*(-i)⇒+1から: 1:+i:アーリマン又はヤハウェ(ここは特に説明がいるが、ヤハウェは同一性魔神である) 2:-i:エローヒーム 3:⇒:ルシファー(積) 4:*:太極(太母) 5:+1:個・自己・差異:子 6:-1:自我主義・自己中心主義・利己主義 7:総体:太母子コスモス
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