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2006年12月26日(Tue)
英語の前置詞は、動詞の働きをしているのではないのか
歌を聴いていたら、Let me into your heart.というフレーズがあった。このintoは、enterの意味である。他の用法として、Grape turns into wine.の場合、turnsが変化するで、intoが成るである。両方の場合、前置詞が動詞の働きをしているのである。
また、他の前置詞の場合を見ると、An airplane is flying over the mountain. のoverは、明らかに、越えるという意味である。山を、飛び越えている、ということである。 また、結果のtoの場合、He tore the paper to pieces. 彼は、紙をずたずたに引き裂いた、であるが、toは、intoと同じで、成った、という意味である。 ということで、前置詞は、動詞を兼ねていると言えるだろう。思うに、志向性としての品詞と考えるといいのかもしれない。 また、副詞の場合は、動詞よりは、方向性の意味となる。They went down to the river.であるが、downは、当然、下の方向へ、という意味である。もっとも、downを前置詞にすれば、動詞となるだろう。They went down the slope.は、彼らは、スロープを下った、であるが、downは、下る、という意味があるだろう。 英語では、原則として、動詞を一つの文において、二つの動詞を使用しないが、しかし、以上から見るなら、動詞が二つあってもいいことになるだろう。最近は、go and helpをgo helpと言うことが多い。これも、理論的には、問題がないことになるだろう。 とまれ、結局、志向性、方向性の問題であろう。思うに、原則として、動詞を一つにするのは、一つの志向性・方向性に対して、さらに、方向づけるという、方法を英語が取っているということではないだろうか。そうでないと、実に、不明瞭になるだろう。主になる志向性・方向性が動詞であり、副、従、修飾になる志向性・方向性が前置詞や副詞なのだろう。おそらく、それらは、副動詞とでも呼んでいいのではないだろうか。そうすれば、歌詞のlet me into your heart は、よく理解できるだろう。つまり、動詞・目的語・副動詞・副目的語(これも造語)である。 敷延すると、例えば、I want to become a pilot.は、通常は、文型では、S+Vか、S+V+Oだろう。しかし、これは、主語・動詞・副動詞・副補語となるのではないだろうか。そうすると、実に明快になるだろう。 また、さらに言えば、助動詞であるが、これも、副動詞にすれば、わかりやすいのではないだろうか。She can swim.は、主語・副動詞・動詞である。また、He doesn't like swimming. は、主語・副動詞・動詞・目的語となるだろう。そう、疑問文や否定文のdo, doesは、中途半端な存在であったが、これも、副動詞にすれば、明快だろう。 そうならば、動詞の前に置く、副動詞(前・副動詞)と動詞の後に置く副動詞(後・副動詞)があることになるだろう。前置詞や副詞は後・副動詞、助動詞やdo, doesは、前副動詞になる。 後で、さらに検討したい。
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