文学のモダニズムとは何か:また、美術のモダニズム(モダン・アート)とは何か。






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2009年03月17日(Tue)
文学のモダニズムとは何か:また、美術のモダニズム(モダン・アート)とは何か。
今、一言言えば、それは、西欧近代社会の崩壊に伴い、他者・差異-iのエネルギーが活性化し、それに応じた文芸や美術ではないのかということである。
 西欧近代の他者・差異の出現である。それは、-iであり、差異共振性である。つまり、西洋内の東洋の活性化なのである。文芸モダニズム(パウンド、ジョイス、エリオット)は、-iに対応すべく、イメージ主義(イマジズム)を唱えたり、神話の図式を使用した。しかし、それは、-iへの機械的な対応、スキーマ的な対応であったと考えられる。
 正面から対応した(衝突・激突して超大噴火した)のが、D. H. ロレンスである。かれは、西洋を突破して、新東洋に到達したのである。トランス・モダンである。
 モダン・アートについても、同様のことが言えると思うが、問題は、文芸モダニズムよりも、美術の方が、早く差異・他者の問題に突き動かされた点である。また、さらに、哲学においては、美術よりも先行している。例えば、キルケゴール、ニーチェである。また、物理学もそうである。
 おそらく、結局、総体的に見て、純粋に、差異・他者の問題に遭遇していたと考えられる。文学の場合、第1次世界大戦による解体が強い意味があるが、それ以前に差異・他者は問題になっていたと考えられる。世界大戦はいわば引き金である。


   




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