文学言語と身体:トランス・モダン文学理論:新歴史主義的研究を乗り越えて






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2008年05月26日(Mon)
文学言語と身体:トランス・モダン文学理論:新歴史主義的研究を乗り越えて
文学を身体化する必要があるのではないのか。また、言語の数理とは何か。言語は+1なのだろうか。+1は共一性=同一性であるが、ここにおいて、原認識は完結しているのではないのか。そこに言語があるのか。直感では、言語は要らないのである。では、何故、言語が必要となるのか。これまでは、+iに傾斜していることが原因であると考えてきた。つまり、図式化すると、(+i)*(-i)の原共振においては、確かに、+iが傾斜しているが、傾斜のまま共振するのではないだろうか。そして、出生後、-iにおいて、苦・悲が生じ、ルサンチマンが起こり、同一性が独立する。即ち、(+i)*-(-i)⇒-1となるのでないだろうか。この-1が言語となる。しかし、物質が-1ではないだろうか。思うに、正しく言えば、-1は物質主義における物質ではないだろうか。そして、+1はイデアから生じる物質現象を意味するのではないだろうか。物質形式は、正しくは、+1であるが、今日、唯物科学が中心なので、物質形式は-1と倒錯しているのである。比喩的に言えば、本体+1の裏返しと言えるのではないだろうか。
 とまれ、そうすると、言語と物質とは等価となる。では、文学言語とは何か。それは、+1であろう。そうならば、それは、物質=言語ではない。思うに、文学言語とは、+1の原言語ではないだろうか。上では、+1は、原意識が完結していて、言語は不要であると言ったが、それは訂正されなくてはならない。以前では、+1は詩言語と言った。それは、叙情言語であろう。あるいは、韻文である。それが、自己疎外して、散文言語-1になるということだろう。
 では、文学言語の身体化について考えよう。私がこのようなことを言うのは、今日は、文学言語は、一般の現実から浮いているように感じられ、なんとか、現実化する必要があると感じているからである。それが、身体化の意味するものである。例えば、映画は身体化だと思える。では、身体化とは一体何か。これまで、Media Point が精神・即・身体であると言った。しかし、文学言語の身体化とは、そのような意味の身体化を意味していない。
 文学言語の数理は、+1である。これを身体化するとはどういうことなのか。有り体に言えば、物質化・現象化することである。おそらく、現象化が適切であるように思える。+1は現象ではあっても、心的現象である。精神現象である。だから、物質現象になっていないのである。身体化とは、この物質現象化を意味するように思える。これは一体何を意味しているのだろうか。思うに、一つには、文学言語を現実言語に変換することを意味するように思える。物質現象化するとは、現実現象化することである。言い換えると、物質的現実を与えることである。言い換えると、文学言語を、現実言語化することである。
 では、これは何であろうか。脱文学言語化ではないだろうか。脱文学としての「文学」を考えているのではないだろうか。トランス文学である。あるいは、「脱構築」である。
 どうも私は、混乱している。文学言語は、+1ではないのである。+1を装うのである。だから、文学言語の身体化とは、物質現象化ではなくて、共一性=同一性と差異共振性の取り戻しではないだろうか。
 最近、文学研究は、いわゆる新歴史主義中心になっている。しかしながら、これは、唯物論的だと思う。歴史を反映するイデオロギーとしての文学という考えである。確かに、歴史を確認することは必要であるが、それは本質ではないだろう。第一義的なことは、文学言語の差異論的批評である。文学言語のトランス・モダン化である。以前、文学理論が流行していて、それは、単純であった。しかしながら、今日の、いわば、ポスト文学理論的な新歴史主義的研究は、唯物論ないしは史的唯物論への回帰であるように思える。

p.s. 後で整理したい。

付録:

《芸術鑑賞とは何か:感覚をMedia Point化することによって、感覚に超越エネルギーを与えることではないか》

結局、感覚を介して、対象にMedia Resonance(メディア共鳴)することが鑑賞であろう。これによって、超越エネルギーが発現して、感銘等を生むのである。これは、単に美術や音楽や文学だけでなく、料理や香も芸術対象となるだろうし、当然、自然も芸術対象となるだろう。
 だから、芸術は、トランス芸術となる。トランス・アートである。そして、これは、生活一般や社会・政治・経済にも適用されよう。それらの差異共振化である。生活・社会・政治・経済等のトランス・アート=差異共鳴化である。Total Media Resonanciationである。

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