差異的知性と同一性言語知性:トランス・モダン知性と東洋的身体の不連続的形成






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2009年11月28日(Sat)
差異的知性と同一性言語知性:トランス・モダン知性と東洋的身体の不連続的形成
この問題は以前から気になっていたのであるが、光の問題が解明されたので、
http://ameblo.jp/renshi/entry-10398589136.html
今、ここで検討したい。
 思考は確かに、頭脳で行う。しかし、正確に言えば、複雑であり、精神性や身体性を背景にもっている。
 問題は差異的思考と言語的同一性思考の局所についてである。
 具体的に考えよう。「わたし」が考えるとき、確かに、言語を介して、通して思考する。「わたし」は差異的に思考する。しかし、言語は同一性である。この一種の矛盾をどう見るのか。
 例えば、「森」という言葉を使用するとき、「わたし」は他者として「森」を考えているのであり、他者としての「森」に対して、「森」という言語を当てるのである。
 つまり、「わたし」の精神や内面や心象における他者を意識して、同一性である言語を当てているのであり、当然、他者(差異的他者)が主であり、言語(同一性)は従である。
 これで、本件はほぼ解明されたと言えよう。つまり、差異的思考とは、主体の精神、内面、心象、直感等において為されるものであり、それに対して、同一性の言語の器を当てて、差異的思考を明確化、合理化するのである。つまり、言語的同一性はいわば、指標に過ぎない。それは、目印である。差異的他者である「森」に対する指標に過ぎないのである。
 だから、差異的思考と言語的同一性思考は局所的にズレがあるのである。差異的思考においては、思考と言語とのズレがあるのであるが、言語的同一性思考は、思考と言語が一体化、連続化しているのであり、物事を正確に認識できないと言える。(鳩山首相がこのタイプである。)
 また、近代合理主義、近代的自我は当然このタイプであり、心眼がないのである。換言すると、真正な思考力がないために、真正な知性が形成されないのである。これは、衰退、退行をもたらす。今日の日本に知的創造的活力がないのは、ここに原因があると考えられる。端的に、有り体に言えば、現代日本人は思考していないのである。何も考えていないのである。同一性マシーンに過ぎない。
 結局、知性・知力を形成するには、内的他者、内的身体的他者を取り戻す必要がある。東洋的身体性を形成する必要があるのである。また、瞑想的思考・内省を培う必要があるのである。道教的に言えば、丹田を形成する必要がある。下丹田(肚)と中丹田(胸)と上丹田(頭)を均衡的に形成する必要がある。もっとも、大事なのは、このような身体的精神と言語的同一性は不連続であることをしかと認識することである。これで、抽象的にならず、具体的な知性を形成できるのである。

参照:
道教復興:下丹田(肚)の復権
テーマ:日本新生・東洋ルネサンス
東洋思想とは、身体思想である。これによって、西洋思想との区別が自明である。
 しかるに、近代日本、とりわけ、戦後日本は、東洋思想を切り捨てたのである。
 伝統的日本文化は、肚の思想をもっていた。これは、道教で言えば、下丹田の思想だと思う。因みに、道教では、上丹田(頭)ー中丹田(心臓)ー下丹田(肚)の身体性を説いている。(インドのヨガでは、七つのチャクラを説いている。)
 作業仮説するが、PS理論の+iが上丹田であり、-iが下丹田であり、Media Pointが中丹田はないだろうかと思うのである。
 今日、下丹田-iが喪失されていると思う。近代合理主義=近代的自我は、これを否定してきたと考えられる。そして、現代日本人の堕落が生じたのである。

追記:時間がないので、精緻に考察できないのが残念である。私が問題にしたかったのは、「近代化」は、中丹田から上丹田へかけての意識形成を行い、下丹田を抑圧・排除しているということである。
 つまり、中丹田に関わるので、Media Pointはそれなりに存するが、しかし、下丹田が排除されているために、Media Pointが上丹田的な同一性と連続化していると思われるのである。つまり、利己主義化された中丹田になっているのである。
 下丹田を「啓蒙」化するならば、中丹田は、超越化されるようになると考えれる。そこで、下丹田の差異と上丹田の同一性が衝突するのである。しかしながら、中丹田ー下丹田の領域と中丹田ー上丹田の領域は不連続であるとして、絶対的に切断することで、この衝突は、「調和」されるようになると考えられるのである。
 思うに、下丹田とは、小宇宙・ミクロコスモスだと思う。いわゆる、神秘主義は、ここから発するだろう。
 とまれ、余裕のあるとき精緻に考察を行いたい。

後記:今日の日本人にリリシズムが欠落しているのは、下丹田が埋もれているため、豊かな精神の水源が塞止められているためと考えられる。三島由紀夫が「断絃の時」と言ったが、これは、下丹田の喪失をしよう。これが、とりわけ、戦後に起ったと考えられる。日本民族・日本文化の絶滅の危機である。
 
参考:
丹田
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: ナビゲーション , 検索

丹田(たんでん)は、内丹術 で仙人 になるための霊薬 仙丹を練るため気 を集め練る体内の部位。東洋医学 における関元穴 に相当し、へその下3寸(へそと恥骨稜の間を5寸とする)に位置する。

意味は気 の田 のこと。古くは『素問 』遺篇本病論に「神游上丹田」、邊韶の書『老子銘』に「存想丹田」、張仲景の『金匱要略 』にもみられる。これらは後漢 (3世紀前半)の書として伝来するが、文献学的には唐代以後のものである。内丹術では、気を材料として下丹田を炉とみなし、呼吸 をフイゴとして仙丹を練る。なお女性の場合は乳房の間の膻中穴 を炉とする。

解剖学 的には該当臓器などはないが、心身医学 の領域では、自律神経 の働きと免疫 機構の関係が注目され、太陽神経叢 が丹田に相当すると考えられている。

丹田は男性での名称で、両眉の間にある上丹田、心臓の下にある中丹田、ヘソ下3寸(約9cm)にある下丹田などがある。上丹田は、鼎、泥丸(ニルヴァーナ(涅槃 )の漢字の音訳)という。下丹田は地、臍下丹田(せいかたんでん)、気海丹田(きかいたんでん)などとも呼ばれ、単純に丹田と言った場合、下丹田のことを指していうことが多い。丹田の概念はインドのヨーガ思想を模倣したものと言われる。

関連項目 [編集 ]

* 呼吸法
* 調和道丹田呼吸法
* 腹式呼吸
* 肥田春充
* 肥田式強健術

"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B9%E7%94%B0 " より作成
カテゴリ : 錬丹術 | 身体論

身体感覚を取り戻す―腰・ハラ文化の再生

身体感覚を取り戻す―腰・ハラ文化の再生
齋藤 孝/著 NHKブックス



◆ 日本は「腰肚(こしはら)文化」


日本の伝統的な文化は「腰肚文化」に集約されるのではないでしょうか。

腰や肚は精神的なことも含んでいますが、その基盤には腰や肚の身体感覚が実際にあるのです。

「腰をすえる」や「肚を決める」は、文化によって身につけられる身体感覚です。

腰と肚の身体感覚が強調されることにより、からだの「中心感覚」が明確にされるのです。
http://blog.livedoor.jp/longpa/archives/11396692.html
Japonesian Trans-Apocalypse:Trans-Modern New Platonic Trans-Creation

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