Kaisetsu氏に拠るマイナスの絶対的他者性の解明






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2009年09月27日(Sun)
Kaisetsu氏に拠るマイナスの絶対的他者性の解明
以下、Kaisetsu氏がマイナスの絶対的他者性を明敏に解明している。マイナスのもつ非対称性、これが重要である。実数では、プラスとマイナスがシンメトリカルになるが、それは、正に、構造主義的ドグマである。
 思うに、ルイス・キャロルの『鏡の国のアリス』の鏡の国であるが、正反対の力学の国であるが、一見の構造主義的反転であるが、実質は、非対称的ではないだろうか。例えば、時間が逆転して、指から出血した後で、指にトゲを刺すのであるが、この事態の異様性に、非対称的な質ないしはエネルギーがあるように思えるのである。これは、検討課題である。

**************

マイナスとは、何か?

 マイナスとは、凹である。 
 だから、プラスとは、凸である。
 凸は、凸の中に入ると、「凹」である。
 また、凹も、凹の中に入ると凸である。

 つまり、凹も凸も、対象に対しての、主体の「位置」を意味している。

 凹、凸は主体と対象の相対的な位置関係を表現する「象徴記号」である。

 本来、本質的な部分は、この凹凸の相対的部分ではない。

 凹凸の問題で、重要な課題は、「主体と対象」との間の絶対的な「真実」の部分である。

 この「主体と対象」との間の絶対的「真実」の部分とは、「主体と対象(客体)との関係が「非対称」である、ということである。

・・・・・

主体が、権力機構の内部に居る場合を「プラス」と表示すれば、主体が権力機構の「外」に出た場合は、必ず、絶対的に「マイナス」と表示される必要がある。
 勿論、主体が、権力機構の内部に居る場合を「マイナス」と表示すれば、主体が権力機構の「外」に出た場合は、必ず、絶対的に「プラス」と表示される必要がある。

 この絶対的な二項対立の構造認識が長く近代主義哲学の底流に在って、「無限反復のドグマ」や「不合理な連続性志向」を齎したのである。

 ここに、鈴木大拙氏は、東洋の覚醒として、「即非」を説いた。

 海舌(明日野)とRenshi氏は、この「即非」に、「数学記号」である「虚数 i」を用いることで、鈴木大拙氏の提示した概念を、より知的に昇華したと思う。

 つまり、上記の例では、「凹」「凸」という概念は、「実数」上の構造のみを前提としており、このために、この支配・被支配の構造が絶対的に固定しているのである。

 しかし、実際の生活世界、或いは、宇宙や量子力学などの世界は、常に変容し変動している。

 主体が、「支配者」であり、且、「非支配者」である構造が頻繁に出現する。

 つまり、凹と凸の、双方に位置する「場所」に主体が存在しているのである。その場所とは、「虚数上」の場所である。

 勿論、この虚数上に於いても、「凹」と「凸」の区別は想定される。

 虚数とは、次元の異なる場所を意味する表示であり、i以外にも、jを区別して想定可能である。

 つまり、「マイナス」とは、絶対的な他者、を認める立場の表明である。
http://blog.kaisetsu.org
/?eid=806771
『海舌』 the Sea Tongue by Kaisetsu

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