+iと-iの対極絶対的差異共振としての現象世界:Kaisetsu氏の絶対的差異世界論に関連させて






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2009年03月19日(Thu)
+iと-iの対極絶対的差異共振としての現象世界:Kaisetsu氏の絶対的差異世界論に関連させて
以下、Kaisetsu氏の絶対的差異世界論の提唱であるが、もっとも注目すべきは、同一性概念の崩壊ということである。
 思うに、不連続的差異論の段階で、同一性概念は不連続的差異に還元されることが了解されていたが、まだ、絶対的差異論までにはなっていなかったと言えよう。
 とまれ、同一性概念の崩壊論に関連することになるが、私なりに、《同一性》の問題を追究したい。
 これまで、⇒+1とは、差異共振現象であり、+1が同一性=物質であると考えられると述べた。しかし、+1とは抽象化であり、具象である差異共振性のコンテクストを消失させているのである。だから、いわば、虚構・仮想と言えるのである。そして、この同一性=物質の虚構・仮想を近代合理主義は真実であると考えてきたのである。そして、このコンテクストからの切り離しは、-1の同一性自己主義によってもたらされたと述べたのである。つまり、-1が+1の切断をもたらしたのである。
 思えば、同一性=物質は仮象・幻像・マーヤーであると言い、しかし、実体のあるそれであると言ったが、実体というのは誤りである。実体ではなく、虚構・仮想なのである。
 結局、実体としてあるのは、差異共振現象⇒+1なのである。対象は、当然、-iであり、それと、主体+iが共振した現象なのである。
 -iは当然、絶対的差異である。では、主体の+iは何だろうか。これまで、原同一性自己意識と言ってきたが、どうだろうか。
 考えてみれば、対象-iによって、主体+iは多様に変化するものである。この差異共振性がプラトンのコーラに当たるだろう。
 この対象に応じて変容する主体+iとは何か。それは、当然、同一性ではありえない。それも差異である。ただし、主体+iは、同一性志向性をもつので、対象を言語同一性(言語概念)化するのである。
 だから、厳密に言えば、主体+iとは、確かに、同一性志向性(言語概念志向性)をもつのであるが、それ自体は同一性ないしは原同一性ではなく、いわば、主体的差異ないしは能動的差異である。
 それに対して、-iは対象的差異ないしは受動的差異である。そして、両者の差異が共振して、現象が生起するのである。
 ということで、-iは絶対的差異であるのと同様、+iも絶対的差異である。
 二種類の絶対的差異が共振して現象界が発現すると考えられる。今はここで留めておく。

@@@@@@@@@@@@@

絶対的差異世界論(同一性概念の崩壊論)の誕生

・・・・・

結局、現象界を説明する概念として、同一性は不要で有り、これは、同様に、現象界を説明する概念として、連続性が不要であることと、「同値」である。

つまり、世界構造を説明する概念としては、「絶対的差異概念」と「即非(Media Point)」概念のみで必要、且、十分である。

また、同一性概念は、必ず、異質性概念を必要とし、同一性概念は、結局、絶対的に対立する、異質性と衝突し、非常に不安定な概念なのである。
http://blog.kaisetsu.org
/?eid=715531
『海舌』 the Sea Tongue by Kaisetsu

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