同一性志向性について:帰結としての同一性なのか、同一性主義なのか






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2009年01月24日(Sat)
同一性志向性について:帰結としての同一性なのか、同一性主義なのか
今日は、遅いので、十分検討しない(P.S. 結局、一応検討したことになった)が、昼間、通勤中少し考えた事柄ではある。もっとも、以前に執拗に検討した問題ではある。とまれ、再考したいと考えている。
 結局、Media Pointからのエネルギーの放出は、純粋同一性なのか、それとも、同一性主義なのかということである。これまでは、前者の考え方をとってきた。しかしながら、そうすると、同一性主義の発生について、強いエネルギーと弱いエネルギーの存在を考えることになるのである。
 それ以前には、後者の考え方をして、同一性志向性は、差異を否定・排除・隠蔽するとしてきたのである。不連続的差異論のときがそうである。
 端的にどちらなのか。経験から言うと、幼少期においては、前者であると思う。そして、成人期にかけては、後者になるのではないだろうか。
 だから、問題の核心は、差異を否定する同一性主義志向性の発生のメカニズムである。四年前の繰り返しような感もあるが、直感で考察しよう。
 差異共振性としての同一性が発生すると考えられる。そのときは、即非関係が成り立つ。同一性と差異が「共和」しているのである。これは、原初の関係である。ここでは、言語は、まだ、差異共振性を帯びている。つまり、詩的言語である。例えば、私は鳥であり、且つ、私は鳥ではない。
 しかし、後期において、「私は鳥」の側面が消失して、「私は鳥ではない」が中心化する。いわば、散文化である。
 この散文化が同一性主義であると考えられる。それは一体何か。それは、差異エネルギーが弱まり、身体化=物質化が強化されるときに発生するのではないだろうか。つまり、⇒+1において、⇒のエネルギーが弱化して、+1が強化されるときということになるだろう。
 そう考えると、強いエネルギーと弱いエネルギーの区別はそれほど重要ではなくなる。発生的に、⇒のエネルギーが弱化して、+1が強化される事態が発生する。それが、散文化=同一性主義化と考えられる。合理主義化と言ってもいいだろう。
 そして、私見、推測では、その後、新たな⇒のエネルギーが発生するのである。そして、同一性と差異とのバランスを取る必要が発生するのである。これは人により時間的相違があるだろう。
 しかし、新たな⇒のエネルギーを同一性主義は否定・排除・隠蔽すると考えられる。これが、本来の同一性主義と考えられよう。
 近代とは、正に、そのような時代と考えられる。それは、+1が強化される時代であり、⇒を否定する時代であったのである。
 もっとも、その原因を考える必要がある。それは、単純に、エネルギーの終点として、近代があったと見れば、論理的には問題はないので、そうみておこう。だから、やはり、エネルギーの強弱は関係はなくなるのである。
 だから、新たな差異エネルギーが放出されるときになり、同一性志向性の帰結は反動的になり、同一性主義になったと考えられる。同一性志向性のエンテレケイアとしての同一性があり、それは固定したものであるが、それに対して、新たな差異エネルギーはそれを否定するものであり、同一性はそれを「理解」できないので、否定・抑圧・排除・隠蔽するという事態になると考えられる。
 ポスト・モダンとは、新たな差異エネルギーの放出の時代における視点であるが、まだ、同一性が強くて、不十分なものであったし、経済的には、反動的に、ネオコン、新自由主義、市場原理主義と生んだと言える。日本では、小泉/竹中路線である。
 そして、リーマン・ショックによって、ハイパーとなった同一性主義が崩壊したのであり、やっと、純粋差異エネルギーが発現する時代となったのである。その政治的象徴が、オバマ大統領と言えよう。
 以上で、本件の説明を終えたとする。


   




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カレンダ
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