同一性主義のモデルの発生の力学について:近代的自我方程式(+i)*(+i)⇔(-i):増補版:[(+i)←(+i)√*]⇔√*(-i)






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2008年09月21日(Sun)
同一性主義のモデルの発生の力学について:近代的自我方程式(+i)*(+i)⇔(-i):増補版:[(+i)←(+i)√*]⇔√*(-i)
近代主義の人間、近代合理主義を奉じている人間は、同一性主義であるが、この同一性主義の基盤にあるモデルとはどのように発生するのだろうか。
 フロイトの心理学では、超自我というものを、そのようなモデルに考えている。今、思ったのであるが、超自我とは、超越神のレベルに当たるのではないだろうか。それは、PS理論では、おそらく、+iである。
 +iはイデア界にあり、端的には、超越界に存する。これを、超自我に関わる領域と見るのは可能であろう。とまれ、丁寧に考察を行いたい。
 +iが-iへと進展するとき、それは、自己保存性から、-iとは一致しない。確かに、-iへとは極限的に接近はする。そして、その結果が、⇒+1である。
 しかし、同一性主義的自我は、-i=他者を否定するのである。そのときに、同一性主義的自我にとって、モデル(模範)があるのではないか。あるとすれば、それは何か、これを検討したいのである。
 +iの原同一性自己にとって、-iの原他者は、まったく謎めいている。どうしても、認識できないのである。また、害を与える敵ともなる。
 しかし、そのように謎めく以前には、+iと-iは、いわば、原共鳴様態(+i)*(-i)にあったと考えられる。即ち、超越光から発光していた(⇒+1)のである。だから、+iが敵意を抱くのは、-iに対すると同時に、原共鳴様態に対してである。
 もっとも、本問題は解答は出ているのである。すなわち、原共鳴様態が翳り、それが、苦ないしは悲の様態となり、それを否定するために、原同一性+iは、同一性主義自己(自我)を形成するということである。
 思うに、このようになるのは、根本的に、同一性傾斜があるからであろう。【しかし、これは、一般的には、男子にあてはまることだと思う。女性の場合は、一般的には、同一性傾斜がないので、原共鳴様態における苦・悲が生じても、それは、同一性主義自己(自我)の形成にはならないと思う。女性の場合はどうなるのか、これは後で検討したい。】
 では、原共鳴様態を否定して、同一性主義自己形成をするとき、そのとき、なにか、モデル(模範)になるのか。
 今、ふと思いついたのであるが、原共鳴様態とは、原自己であり、これが苦・悲の様態となるのであるが、このとき、同一性傾斜した原自己は、原同一性の+ iをモデル(模範)にするのではないだろうか。つまり、原共鳴様態から+iへの回帰があるのではないだろうか。すなわち、(+i)*(-i)⇒+iの事態である。そして、これは、実際には、(+i)*(+i)⇒-1ではないだろうか。
 とまれ、ここで、鏡像を考えると、鏡像とは、端的に、+iである。そして、+iと+iとが合体して、-1になるのではないだろうか。もう少し精緻に言うと、原自己+1における+iと原同一性+iの合体が生起するということではないだろうか。だから、そのとき、原自己+1が否定・抑圧・排除・隠蔽されるということではないだろうか。
 図式化すると、原共鳴様態(+i)*(-i)があるが、この+iが原共鳴様態を否定する。それは、-[(+i)*(-i)]である。そして、これが、 (+i)*[-(-i)]となり、この否定様態における+iが、モデル(模範)の+iと合体するということではないだろうか。即ち、(+i)*(+i)⇒ -1である。
 まとめると、

(+i)*(+i)/*[-(-i)]

である。そして、/は、否定・抑圧・排除・隠蔽の境界である。思うに、これは、

(+i)*(+i)⇔(-i)  近代的自我方程式

と表記してもいいのではないだろうか。⇔は否定・抑圧・排除・隠蔽を意味するのである。そして、-iは当然、他者である。他者排除として、同一性主義自己が生起するということになるのである。これは、思うに、近代的自我方程式(近代合理主義方程式)と呼べるのではないだろうか。すなわち、左辺の最初の+i がモデルであり、2番目の+iが同一性傾斜であり、右辺の-iが他者ということである。
 これで、本件を終えたこととしたい。

P.S. ちなみに、近代的自我方程式の左辺の最初の+iは、唯一神・超越神(ヤハウェ)になるだろう。つまり、最初+iと2番目の+iとは質的に異なるのである。つまり、2番目の+iはMedia Pointにおける+iであり、最初の+iは、イデア界の+iではないだろうか。

P.P.S. 近代的自我方程式(+i)*(+i)⇔(-i)であるが、左辺の(+i)*(+i)であるが、この*は、共鳴(共振)ではなく、投影ではないだろうか。モデルの+iに対して、同一性自己+iが自己投影するのではないだろうか。だから、*の記号をやめて、例えば、←を使用するといいかもしれない。すなわち、(+i)←(+i)⇔(-i)である。この←は一体化・同一性主義化(単に同一性化ではなく)ではないだろうか。今はここで留めておく。

[(+i)←(+i)]⇔(-i) 近代的自我方程式(修正)

P.P.P.S. しかしながら、⇔では、共鳴性が消えているので、*を復活させた方がいい。故に、

[(+i)←(+i)]⇔*(-i)

あるいは、

[(+i)←(+i)]/*(-i)

となる。とにかく、否定、抑圧、排除、隠蔽を意味する⇔や/は、右辺のもつ差異共鳴性(差異共振性)を否定、抑圧、排除・隠蔽しているということを確認したい。これは、また、分裂・亀裂ということでもある。
 リーマン崩壊で言えば、左辺-1が過大となり、本来の価値+1を破壊してしまったのである。そして、今は、右辺が復活して、新たな差異共鳴創造を行う事態に立ち至ったということである。

P.P.P.P.S. 左辺には、2つの+iがあり、区別がつかない。そこで、徴をつける。

[(+i)←(+i)*]⇔*(-i)

又は

[(+i)←(+i)*]/*(-i)

となる。引き裂かれた差異共鳴性*があるのである。そして、その反動が同一性主義暴力となるということではないだろうか。フロイトが説いた死の欲動とは、これによって解明されるだろう。思うに、引き裂かれた共鳴性は、√*で表わすといいように思える。すると、

[(+i)←(+i)√*]⇔√*(-i)

又は

[(+i)←(+i)√*]/√*(-i)

となる。
 

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