五感感性言語的同一性主義と超五感感性的差異:脱同一性主義/脱カント哲学としてのトランス・モダン |
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2008年08月28日(Thu)
五感感性言語的同一性主義と超五感感性的差異:脱同一性主義/脱カント哲学としてのトランス・モダン
感性という言葉はあいまいである。五感の意味の感性、すなわち、感覚の意味があるし、精神的感情や美感等も意味する。問題は、感性において、近代化によって、外界認識が重要になり、視聴覚が強調されてきたこである。
結局、近代化によって、それ以前の時代がもっていた内界性が軽視、無視、看過されるようになったことに注意しないといけない。だからと言って、内界=心が大事であるというのは、少し短絡的である。 問題はトランス・モダン(近代を高次元的に包摂して、乗り越えること)である。 PS理論が明らかにしたMedia Pointは、内界と外界との即非様態であり、この点にトランス・モダンは懸かっていると言っても言い過ぎではない。だから、単純に、内界=心の時代というのは短絡的なのである。 さて、結局、近代化によって、主観性が外界中心化されて、内界面が看過されたため、感性が分裂したと言えよう(カント哲学に理論化されている)。問題は、正確に言うと、同一性主義化である。外界が同一性主義化され、内界も同一性主義化されたのである。近代合理主義と経験主義との結合によって同一性主義化がもたらされたと言えよう。 同一性主義主観性において、「感性」は五感となったのである。それは、感覚である。それに対して、差異的主観性が看過されて、その公的な場がいわば喪失されたと考えられる。この差異的主観性を、今日では、感性と呼んでいると考えられる。同一性主義的五感感性から外れる差異的感性である。 私は以前、心感性や魂感性というような語を造語したが、それは、何か不十分なので、使用を止めた。つまり、心感性と言うと、内界性に限定される傾向があるからである。内界と外界との接点が重要なのである。 ということで、トランス・モダンへ転換するには、五感感性主義を乗り越えて、差異感性(差感性)へと発展する必要がある。正確に言えば、差異共鳴感性であるが。 このためには、省察・内省・瞑想が必要である。個として思考することが必要である。脱同一性主義である。 |
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カレンダ
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