『タオ・コード』の性的陰陽論とPS理論:同一性傾斜性(父権原理)と差異共振性(母権原理)






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2009年03月07日(Sat)
『タオ・コード』の性的陰陽論とPS理論:同一性傾斜性(父権原理)と差異共振性(母権原理)
昨日、以下の『タオ・コード』について言及したが、今日、百ページ以上、読んだ。とても、平明に書かれた文章であるが、トランス・モダン的思想を説いている本である。
 予想した通りというか、それ以上にD. H. ロレンスの宇宙的『性』思想に驚異的に酷似している、というかほとんどそっくりなことがわかった。
 いくつか考察すべきことがあるが、PS理論に即して言うと、+iと-iの考え方と『タオ・コード』の陰陽思想の関係である。私は、+iが原同一性であり、-iが原他者性であると述べてきた。そして、*が共振・共鳴性である。
 そして、Media Pointにおいて、+iと-iが共振・共鳴して、同一性+1が生起すると考えてきた。+iは陽であり、-iは陰である。そして、私は父権原理の同一性傾斜について述べてきた。
 この同一性傾斜については、当然、+iの傾斜ということになるから、陽原理傾斜と言えよう。問題は、+1と陽原理傾斜との関係である。(その前に、『タオ・コード』の陰陽論を説明すると、陽は男性原理で、能動性であり、陰は女性原理で、受動性ということであり、きわめて、オーソドックスである。)
 +1とは、Media Pointから形成される同一性=物質のことである。(先にヘーゲル弁証法について述べたときに、同一性自己意識とは、Media Pointの実軸ゼロ点にあると述べた。これが同一性=物質へと投影されると、唯物論になると述べた。)
 そして、それは、光であるとも述べた。超越光から光(可視光)の発生でもある。(それは、アインシュタインの公式E=mc^2に表われていると言えよう。)
 だから、問題は、端的に言えば、同一性=物質とは、同一性傾斜によっているのか、それとも、差異共振性に基づくものなのか、ということである。
 ここは、一つの本質的問題である。同一性傾斜とは、父権原理のことである。そして、同一性=物質とは、差異共振鏡面に投影された同一性像である。
 問題は、同一性像である。それは一体何なのか。同一性像とは、本来、Media Pointにおける差異共振像に内包されているものである。それが、外部の差異共振鏡面に投影されて外的同一性像(同一性=物質)が形成されるのである。そして、その差異共振像に内包される同一性像とは、同一性傾斜とは関係なく、生起するものである。ということで、同一性=物質は、同一性傾斜=父権原理とは関係なく生起するということである。
 この考察から、『タオ・コード』の陰陽論(上述したように、陽に能動性、陰に受動性を見る)を見ると、それは、同一性傾斜理論であり、PS理論の差異共振理論とは異なることがわかるのである。言い換えると、『タオ・コード』の陰陽論には、差異共振性がないということになるのである。能動性(陽)と受動性(陰)の合体によって、エネルギーが生まれるというものである。これでは、父権原理的であり、母権原理は、受動性に留まっていると言えよう。
 ということで、一見、『タオ・コード』の性的陰陽論は、PS理論に似ているが、似て非なるものであることが判明した。それは、父権化された陰陽論なのである。
 次に、D. H. ロレンスの性的宇宙論であるが、一部は『タオ・コード』の性的陰陽論と共通するが、それ以外に、差異共振性の思想をもっていると考えられる。だから、その点では、PS理論と共通するのである。
 ところで、芸術上のモダニズムであるが、それは、正しくは、プロト・トランス・モダン、ないしは、オーヴァー・モダンというべきと考えられる。それは、近代主義の乗り越えを目指していたからである。


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千賀 一生 (著)

http://ameblo.jp/renshi
/entry-10219794610.html

デーヴィッド・ハーバート・ローレンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(D・H・ローレンス から転送)
D. H. Lawrence

21歳の頃 (1906年)
生誕 1885年 9月11日
Eastwood, Nottinghamshire , ノッティンガムシャー , イギリス
死去 1930年 3月2日 (44歳)
Vence , フランス
職業 小説家
執筆時期 1907–1930
ジャンル モダニズム
主題 性愛、社会、旅行小説、文学批評
主な作品 小説: 白孔雀

短編: 菊の香り
戯曲: ホルロイド夫人



デーヴィット・ハーバート・ローレンス(David Herbert Richards Lawrence、1885年 9月11日 - 1930年 3月2日 )は、イギリス ノッテンガムシャー出身の小説家 ・詩人 。

1908年 ノッテンガム大学を卒業した後、小学校 の教員 となり、1911年 に小説 を出している。1912年 から1914年 にかけてドイツ に渡り、1914年 イギリスに帰国後結婚した。『息子と恋人』(1913年)、『虹』(1915年)、『チャタレー夫人の恋人 』(1928年)など人間の性と恋愛に関する小説を発表したが、発禁処分を受けたものもある。

ローレンスの作品は性を大胆に描写し、また、近代文明が人間生活にもたらす悪影響を主題としているものが多い[1] 。易しくぶっきらぼうな言葉で書かれているのが特徴である[2] 。

日本では第一次世界大戦 後の1920年代 頃に注目されはじめ、ローレンスが死んだ1930年代 には阿部知二 、伊藤整 、西脇順三郎 らによって広く紹介されるようになった[1] 。また、第二次世界大戦後には伊藤整が訳したローレンスの作品『チャタレイ夫人の恋人 』がわいせつだとして罪を問われたチャタレー事件 が発生している。


・・・・・

関連項目 [編集 ]

* チャタレー事件

カテゴリ : イギリスの小説家 | 1885年生 | 1930年没

参考:
"田形みどり" "DH ローレンス思想と老荘思想との共鳴点に関する一試論

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