認識と存在:差異論理と同一性論理:精神と物質:ヤハウェ存在と偶像崇拝






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2009年11月12日(Thu)
認識と存在:差異論理と同一性論理:精神と物質:ヤハウェ存在と偶像崇拝
先の考察は、「〜である」と存在を結びつけたが、それは明らかに誤りなので、新たに存在について検討したい。
 存在は、「〜がある」ということである。認識は、「〜である」である。
 存在性「〜がある」は、どこから生まれるのか。こ存在は、物質とほぼ言い換えることができるので、ほとんど自明である。つまり、精神的フィルターの同一性論理から存在が発生するのである。だから、自己認識方程式は、存在方程式でもある。つまり、存在は、+1であり、同一性論理(同一性フィルター)は、+ i⇒+1である。
 ここで、ヤハウェが「我在り」という神である点を分析してみよう。
 当然、ヤハウェは、存在の神ということになる。これは、実は、パラドクシカルである。何故なら、ヤハウェは、偶像崇拝を禁止する神だからである。つまり、超越的な神であり、かつ、存在の神であるというのは、パラドクシカルなのである。
 この問題をどう解明するのか。
 同一性論理は、+i⇒+1であると言ったが、端的に、これが、ヤハウェの方程式であると思う。
 存在・物質+1を志向するが、しかしながら、超越的+iであるということになろう。
 ここで、偶像崇拝について言うと、これまで、+1が偶像ではないかと考えたが、そうではなく、偶像となる自然物は、-iである。つまり、+iである認識主体が、自然物-iを崇拝することであるが、それは、どう数式化できるだろうか。
 思うに、本来、偶像崇拝とは、差異共振から発していると考えられる。つまり、「わたし」は「鳥」であり、かつ、「鳥」ではないという差異共振・即非認識があるが、「わたし」は「鳥」が特化されて、「鳥」崇拝が生まれると考えられる。
 特化とは、端的に、同一化である。この場合、+i=-iである。つまり、+i⇒-iが偶像崇拝方程式である。正確に言うと、その帰結が偶像崇拝である。
 思うに、この同一化ないしは連続化は、和ではないだろうか。+i+(-i)=0ではないだろうか。
 結局、0が偶像崇拝の値ではないだろうか。これは、作業仮説とする。
 さて、ヤハウェ存在に返ると、それは、同一性論理(言語論理)の+i⇒+1で問題がないことになる。そうすると、ヤハウェ存在方程式とアリストテレス論理は、ほとんど一致すると言える。ただし、前者は、同一性論理が一つの超越性+iから発していることを明快にしている点で、後者より優れている。
 アリストテレス論理方程式は、⇒+1か+1であるが、形相を考えると、⇒+1がいいだろう。形相は精神的フィルターの同一性構造である。
 結局、ヤハウェ存在/アリストテレス論理という同一性的精神的フィルターが西洋文明の原動力であったと言える。そして、半面が、イエス/大女神的差異論理であるが、これは、従である。つまり、同一性主差異従の文明である。
 否、端的、的確に言えば、ヤハウェ存在/アリストテレス論理の同一性論理と古代ギリシアの差異/イエス的他者の差異論理の折衷・連続性が西洋文明の本質である。


   




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カレンダ
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