学ぶことを忘れたのが亡国の原因?:読書は読智である:脱日本一神教原理:新多神教・新陰陽原理へ






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2014年11月04日(Tue)
学ぶことを忘れたのが亡国の原因?:読書は読智である:脱日本一神教原理:新多神教・新陰陽原理へ
学ぶことを忘れたのが亡国の原因?:読書は読智である:脱日本一神教原理:新多神教・新陰陽原理へ

テーマ:哲学philosophy:ソフィアへの愛

私の両親は無学であった。読書をしなかった。農薬を使う野菜農家であった。父は胃ガンでなくなった。
 思うに、読書とは、読智なのである。知恵を得ない読書ならば、それは、皮相な読書である。知恵とは自分に役立てることである。内的、外的に実践的である。
 日本人は知恵を捨ててきたと思う。
 傲りがあると思う。知恵に対する冒瀆があると思う。
 それは、やはり、父権自我から来ていると思う。
 再論するが、西洋文化とは、二重文化であり、基層には、母権文化があり、その上に父権文化が支配しているのである。だから、常に、両者の対立と対話が為されるのである。そこで、知恵が生まれるのである。それが、哲学である。古代ギリシアから哲学の伝統が西洋には流れているのである。
 日本において、母権文化が衰退してしまっている。
 これは、やはり、明治維新と敗戦後の被占領体制に因るだろう。
 それまで、日本文化は東洋文化であり、中国、インド、韓国・朝鮮の文化を基礎としてきたのである。
 中国文化には、基層に母権文化があるし、インドもそうである。
正に、陰陽文化がそうである(ただし、『易経』は父権化されて解釈されている)。
 これを似非近代日本は否定したのである。つまり、自己否定したのである。端的に、脱亜入欧である。しかし、この欧米文化の輸入は、父権的であり、母権文化を見ていなかったと思う。
 とまれ、伝統を否定する極端な在り方が「近代」日本で生じたのである。これこそ、自虐的であるが。
 そう、バランス、均衡を失ったのである。
 いったい、この極端な自己否定的な「近代主義」とはどこから発するのだろうか。 
 これは、一神教の発想に近いと思う。
 私見では、国学の神学によっているのである。
 国学は、神道を一神教化したのである。
 国学神学が「近代」日本を支配しているということではないだろうか。一神教支配である。
 どうも、これが、日本の自己否定原理であるように思えてきた。
 本来、多神教である神道が一神教化されたのである。ここには、日本父権民族の視点があると思う。(やはり、日ユ同祖論を支持したくなる。)
 一神教は、非常に危険である。それは、帝国主義原理になるのである。キリスト教は本来は三位一体で、多義的であるが、一神教的に解釈されてきたのである。
 今の結論として、脱一神教化、脱国学神学であり、新多神教、新陰陽原理を提唱したい。
 ついでに、ハイデッガーのきわめておもしろい本を推奨したい。これは、主著の『存在と時間』より、ずっと優れていると思えるのである。わかりやすいのである。解説書は返って、深遠にしてしまっている。ハイデガーの説く「存在」は明快である。

追記:智は光であり、智のない人間は闇が支配している。闇の無智から智光へ。


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文芸空間 ハイデガー『形而上学入門』
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