東西宗教戦争:神道の敗北とキリスト教の勝利:Media Point天照大神の復活






2007年10月25日(Thu)
東西宗教戦争:神道の敗北とキリスト教の勝利:Media Point天照大神の復活
拒否できない日本 アメリカの日本改造が進んでいる (文春新書) (新書)
関岡 英之 (著)

もう発行から既に三年以上前の本であるが、遅ればせながら、少し読んだが、建築家の国際的資格制度をめぐっての著書の個人的な疑問から始まっている。これも、『売られ続ける日本、買い漁るアメリカ』と同様に、鋭敏な警世の書である。
 私は、アメリカの原動力は、超巨大資本にあるというよりは、実は、キリスト教にあると感じている。プロテスタンティズムである。折口信夫は、敗戦で、「日本の神敗れたり」というようなことを述べていたが、流石に天才的洞察力である。
 日本の神々がアメリカの神に負けたのが、太平洋戦争・「大東亜戦争」であった。占領政策による日本人の洗脳は、いわば、極言すると、この宗教戦争の敗北に起因していると言えよう。Media Pointの同一性衝動から駆動しているのである。一神教衝動である。
 日本の国家神道とは、確かに一神教的ではあったが、Media Pointに根差していなかったと言えよう。つまり、個ではなく、集団的な衝動であった。
 否、正確にいうと、Media Pointが集団性すなわち国家主義へと連続化していたと言えよう。日本のMedia Pointが、おそらく、直截に、国家主義へと連続化したのである。近代的自我をパスしてしまったのである。
 しかしながら、敗戦後、アメリカ的合理主義に洗脳されて、日本人は、Media Pointを否定して、表面的近代的自我を形成していった。Media Pointという精神の根源をマインドコントロール的に喪失した日本人は、非力であり、紆余曲折の後、アメリカの権力の下に、隷属した。
 現代日本人の精神とは、ほとんど埋没した眠れるMedia Pointとアメリカ模倣的近代的自我との混淆である。前者を目覚めさせる必要がある。Media Pointの蘇りである。神道は、Media Pointを女神としている、太陽神は太陽女神の天照大神である。Media Point天照大神の蘇りが必要である。これにより、アメリカ的キリスト教文明に対抗できるようになるだろう。

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