身体的他者と超越性:一神教の構造分析






2007年03月19日(Mon)
身体的他者と超越性:一神教の構造分析
以下は、「問題は、どうして、欧米とりわけアメリカは、世界に対して攻撃的なのか。覇権主義の原因は何か。」
http://ameblo.jp/renshi/entry-
10028346071.html
のコメントを独立させたものである。
__________________

まだ、本件については、理論的整理が足りないと思う。後で、詳論するとして、今は、簡単に触れるに留めたい。

連続的同一性は他者・身体性を否定する。しかし、同時に、必要とする。

この他者・身体性と超越性ないし差異共振性との関係を探求したいのである。

超越的次元から、男性的傾斜によって、連続的同一性が発現するが、初期的には、超越的次元を保持していると考えられる。

しかし、超越的差異共振性を否定する。即ち、超越的他者【虚数的他者-iないし、i*(-i)】があるが、それを否定して、連続的同一性を発現する。

つまり、明らかに、齟齬があるのである。超越的他者の否定と肯定があるのである。

これは即非様相ではなくて、二項対立的矛盾様相である。

端的に、分裂性である。

整理すると、超越的身体的他者の同時的否定と肯定があるのである。つまり、弁証法的様相がここにはあるのである。主従の弁証法である。

図式化すると、

MP⇒-1

の構造がここにある。

超越的他者の否定・肯定の弁証法は、この⇒にあると言えよう。これが、一神教の様相空間であろう。

言い換えると、MPにおいて、超越次元を示唆し、同時に、⇒において、超越的他者を否定・肯定するのである。

しかし、あくまでも、この肯定は、連続的同一性的肯定に過ぎない。

換言すると、超越的他者の否定と超越的主体の否定がここに同時生起しているのである。
 
簡単にいえば、二項対立の成立である。

iは-iを否定し、-iはiを否定するということである。

この連続的同一性が逆に超越次元に投影されて、唯一神になると言えよう。

しかし、超越次元は、本来、差異共振次元であるから、神々が存するのである。エローヒームが存するのである。

つまり、エローヒーム(神々)にヤハウェ(唯一神)が投影される様態なのである。

明らかに、「分裂症」である。MPを仲介にして、差異共振性と連続的同一性とが統一されようと意志されるのであるから。

ここで今は留めたい。

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カレンダ
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