地球存在進化図式仮説:太玄霊⇒氣⇒(鉱物?⇒)植物⇒(鉱物?⇒)動物⇒人間物⇒氣人・仙人・森人






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2013年10月27日(Sun)
地球存在進化図式仮説:太玄霊⇒氣⇒(鉱物?⇒)植物⇒(鉱物?⇒)動物⇒人間物⇒氣人・仙人・森人
テーマ:太玄霊知行学:太玄霊的生命イデア知行学

本題であるが、鉱物の位置が未だよくわからないので、?としておくが、今は、その他の地球存在の進化の力学を太玄霊氣知行学から簡単に考えたい。
 まず、未分化の太玄霊が存する。主体的客体であり、客体的主体である。これを太水と呼んでおく。簡単に言えば、主客未分化ということである。
 ここから、氣へと進展する。即ち、陰と陽の対極性が形成される。ここから、次元変換が行われ、生命体、植物体が生まれたと仮説する。植物体とは、陰陽和合によって成形されたと思われる。
 次に、動物体の生起である。
 これは、以前、簡単に触れたが、今の考えでは、陽の極大化を意味するのではないだろうか。陰陽において、陽の傾斜が起こって、陽のもつ物質的力動性が生起したのではないだろうか。
 ただし、人間物におけるような陰陽の二元的分離・乖離・分裂までは達していないのではないだろうか。まだ、陰陽極性は残っているのであり、完全に陰陽がそれぞれ分離したというわけではないように思えるのである。今はそう作業仮説しておく。
 直観では、陽強化によって、骨(脊椎など)、筋肉、体毛が成形されたのではないだろうか。動物体はここまでにしておく。
 次に、人間物である。
 これは、ちょっと複雑である。思うに、陰陽の二元分離が生起したと思う。陰と陽との切断があるのである。そして、陽が大脳皮質として、拡大したと思われるのである。
 それに対して、切断された陰であるが、それは、脳神経的には、視床下部に局部があり、身体的には、内臓が存していると思われる。
 しかし、私の仮説は、人間物は植物体への復帰の志向があると思われる。垂直歩行の垂直が植物志向のように思えるのである。つまり、陰陽分離とは別に、陰陽内装が起こったのではないだろうか。つまり、矛盾・対立した内的構成が生じたとのではないだろうか。考えると、これは、別々に生起した事象ではなく、一つの事象の裏表であると考えられる。
 つまり、元々は陰陽極性がある。それが、極大的に陰陽分裂が起こり、陰陽二元論と生じる。しかしながら、本来、陰陽対極性があるのであり、それは二元化された陰陽の、いわば、裏面に潜在していると考えられよう。つまり、コインの裏表を考えればいいのである。即ち、表は、陰陽二元論であり、裏が陰陽極性である。
 ただし、優位になっているのは、表の陰陽二元論であり、裏の陰陽極性は劣位、潜在意識(無意識)になっていると考えられる。
 さて、いわば、陰陽極性から超越した陽(極陽、超陽)は、独立した知性を形成する。皮質の作用である。これが、科学等を生みだしたと言えよう。しかしながら、それは、自我であり、自己中心的である。
 少し、急ぎすぎて、父権自己のことになっている。それ以前の母権自己の説明を飛ばしてしまった。
 母権自己とは、完全な陰陽二元化が起こる以前の陰陽極性を保持した自己様態と考えられる。
 しかし、そうすると、動物体と母権自己(母権主体)の区別がつかなくなる。
 ここで、性別、ジェンダーの問題が出てくるが、今は暫定的に次のように述べるに留める。
 つまり、父権自己(父権主体)は陰陽分離で、陽が独立し、その裏面に陰陽極性が潜在するのであるが、母権自己(主体)とは、裏面の陰陽極性が賦活されている様態と思われる。
 おそらく、父権自己(父権主体)へ転換・移行する以前の中間的様態かもしれない。即ち、一方では分離する陽があり、他方では、陰陽極性の保持の様態があるということである。
 今はそう考えておく。
 さて、父権自己(父権主体)であるが、それは、陰陽二元論であるが、裏面に陰陽極性を潜在させている。
 問題は、後者の位置である。
 有り体に言うと、陽は頭部であり、陰は胸部に存する、父権自己において。
 先に、陰陽は心頭と考えたが、しかし、父権自己においては、心頭は分裂しているのである。
 だから、陰陽極性はそこに求めることはできないのである。
 結局、陰陽極性が感じられるのは、先ず、陰=胸部においてである。しかしながら、もはや、陰と陽は分離しているので、陰=胸部に感じられる陰陽極性とは十全なものではない。それは、予感のようなものである。氷山の一角のようなものと考えられる。
 妙な言い方であるが、陰陽極性は、陰の底部に、つまり、胸部の底部に存しているのである。
 そして、それは、さらに言うと、肚の上部に形成されているように思われるのである。
 肚は太玄霊である。つまり、陰陽極性は肚=太玄霊の上部に今やあるように思えるのである。
 あるいは、肚と胸部との境界に存すると言うべきかもしれない。
 そう、ここは難所である。存在の妙である。
 精緻に見るなら、陰陽極性は肚には存しないと思う。肚の上部にも存しないと思う。それは、やはり、陰=胸部の底部に存すると思う。
 しかしながら、それを実際理解するのは困難である。
 何故なら、父権自己のもつ連続性(おそらく、太玄霊の未分化性)によって、陰との極性が理解できないからである。陽(頭)と陰(胸)との二元論はあるが、極性は理解できないと考えられるのである。そう、陽と陰との揺らぎはあるが、極性は理解できないと考えられる。
 ここで、不連続的差異論の決定的意義があると言えよう。
 それは、陽と太玄霊を切断したのである。
 その結果、独立した人体意識の三層構造が明確になったのである。例えば、道教などにおいて、三つの丹田があるが、それは、明確に独立した意識とは捉えられていないと考えられる。
 似て非なるものである。
 即ち、結果的に、T)太玄霊とU)陰陽極性とV)陰陽二元性の三層構造が明確になったということである。(もっとも、不連続的差異論が誕生した初期の段階では不分明ではあったことだが。)
 ということで、人間物・人間体(人体)の三層心体構造が明快になったと考える。即ち、

T:腹部(肚)=太玄霊(太水:原初主客未分化様態:混沌)
U:胸部(心胸)=陰陽極性(氣)
V:頭部(頭)=陰陽二元性

である。
 さて、このように解明できたのであるが、これはまだ、不十分である。
 問題は肚=太玄霊の未分化性なのである。これは、霊肉未分化である(D.H.ロレンスの視点がこれだと思う)。
 私は人間物=人間体は植物体への回帰があると述べた。
 その力学を明確にする必要がある。
 それは、これまで、十分に述べてきたように、積極的な陰陽極性力学である。
 つまり、人間物・人間体において、植物体への回帰があるということは、太玄霊=太水からの陰陽極性=氣を生起力学が繰り返されるということである。
 つまり、いわば、無意識の内に、太玄霊=太水からの陰陽極性=氣の発現が根本的にあるということである。おそらく、これは、原初母権主体に存したことだと思う。それが、父権主体の形成によって、抑圧されたと考えられるのである。
 だから、上述したことは、人間体意識の発展を十分には表現していないのである。この植物体の生成を組み込まないといけないからである。
 ということで、人間体意識とは、陰陽二元論への志向性と陰陽極性への回帰というまったく矛盾する志向性をもっているということ言えるのである。いわば、先天的な「分裂症」、統合失調症である。
 とまれ、そのように認識することで、父権主体・自己形成以後の発展の力学が明確になるのである。それは、当然、内なる植物体をさらに発展させることである。陰陽極性=氣の意識の発展である。
 つまり、氣が主導的になって、人間体を進展・進化させると考えられるのである。
 即ち、氣的人間体存在の成形が考えられるのである。
 いわば、氣人類の誕生である。超人としての氣人である。これは、仙人でもある。あるいは、森人、森人類である。

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