量子力学とPS理論:試論1:連続性の粒子と不連続性の波動の二重性:イデアとMedia Point






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2008年03月24日(Mon)
量子力学とPS理論:試論1:連続性の粒子と不連続性の波動の二重性:イデアとMedia Point
量子力学とPS理論:試論1:連続性の粒子と不連続性の波動の二重性:イデアとMedia Point

テーマ:相対性理論/量子論

研究課題であるが、今漠然と感じていることを記録しておきたい。直感である。
 量子ないしは素粒子は連続性と不連続性の二重性をもっている。周知の、粒子と波動の二重性もこの中に入るだろう。思うに、粒子とは連続性の概念であり、波動の方が不連続性に関係するのではないだろうか。つまり、粒子は実軸領域の事象であり、波動は虚軸領域の(超越的)事象ではないだろうか。
 そう、波動とは、正に、電磁波であり、よく知られた「奇妙な」性質をもっているのである。ベルの定理はそのようなものであるが、しかし、何度も既述したように、長距離相関とは、Media Pointを介した超越次元の事象であると考えるのが正しいと思われるのである。つまり、空間とは、Media Pointの穴が無数にあり、それが高次元へと導くのである。喩えて言えば、スポンジ状空間なのであり、穴一つ一つが、Media Pointで高次元・超次元へと通じているということになる。現象的には、Media Pointや高次元・超次元は不可視なのである。
 だから、量子力学とは、基本的には、高次元科学なのである。ただし、何度も指摘したように、近代主義/物質主義的視点から完全に脱却していないのである。もっとも、最近では、リサ・ランドールの高次元的量子論が出現して、物理学はトランス・モダン化へと進展し出したと言えよう。
 そう、思うに、量子・素粒子であるが、プラトニック・シナジー理論の観点から、Media Point自体と考えてもいいのかもしれない。あるいは、Media Point Particleである。Media Point子である。とまれ、Media Point科学となるだろう。
 だから、物質の本質もMedia Pointとなるだろう。そうすると、イデアとMedia Pointとの相違も明確する必要があるだろう。
 思うに、イデアはデュナミス(可能態、可能体)であり、Media Pointがエネルゲイア(活動態・活動体:実動態・実動体)ではないだろうか。
 しかしながら、デュナミスとしてのイデアは、ゆらぎがあるように思えるのである。つまり、端的に、イデアは太極、陰陽ではないだろうか。それは、易で明らかなように、恒常的な流転様態にあると考えられるのである。
 それとも、Media Pointを太極と見るべきなのだろうか。今のところは、イデアを太極と見たい。
 太極としてのイデアの回転が、自然・宇宙、また、人間社会をも動かしていると思えるのである。確かに、人間の知恵や力も能動的であるが、やはり、イデアが主導的であるように思えるのである。
 また、さらに考えると、イデアの多様性というか、振動の多様性が存しているだろう。換言すると、イデアの情報の多様性である。それは、イデアの波形、振動数に存しているのではないだろうか。
 問題は、現象の多様性とイデアの多様性の関係である。端的に言えば、イデアの多様性とは、一つ、又は、唯一のイデアが内包する多様性なのか、それとも、複数のイデアに拠るものなのか、である。例えば、花のイデアと木のイデアとは、唯一のイデアから派生するのであるのか、それとも、元々、別個のものなのか。
 この問題に関しては、エイドスを考えなくてはならないだろう。今のところ、私の考えでは、Media Pointの実軸点、つまり、ゼロ・ポイントであるが、ここにおいて、形相が発生している。これは、アリストテレスが言った意味であるが、この形相は、元はと言えば、プラトンのエイドスであると思う。
 整理すると、Media Pointの、いわば、下層部において、エイドスが発生し、それが、実軸のゼロ・ポイントにおいては、アリストテレスの形相になると思われるのである。
 思うに、このエイドスがイデアの多様性の様態を形成するのである。そして、エイドスの実軸化が形相であり、それが、情報物質的には、遺伝子を形成するのではないだろうか。つまり、イデアのエイドスの振動の、実軸化が形相であり、情報物質化が遺伝子ではないだろうか。この問題は検討課題にしておく。
 さて、問題点である、イデアの多様性であるが、生命体のイデアであるが、それは、基本的な構造が共通するように思えるのである。つまり、生命体の多様性であるが、それは、イデアのエイドスの変容で説明が可能であると思われる。
 だから、生命体のプロト・イデアがあり、それが、振動数の違いによって、多様な生命体が生まれるのではないだろうか。
 そう考えると、生命体の多様性においては、イデアの多様性とは、基本的に、唯一のイデアの多様性で説明できそうである。これは、敷延すると、他の現象の多様性も、唯一のイデアで説明ができるのかもしれない。この問題はおいておきたい。
 最後に、生命体の多様性は唯一のイデアで説明ができたとしても、例えば、人間と他の動物や植物の差異はどう説明がつくのあろうか。
 これは、以前、言及したが、Media Pointの開放性で説明がつくように思えるのである。例えば、犬の場合は、犬のイデア、ないしは、犬のエイドスは、犬という同一性=個体を形成するが、それによって、Media Pointは閉鎖するのである。犬は犬である。まったく同一性そのものである。
 それに対して、人間の場合は、同一性を形成しても、それは、差異を基づく同一性、鏡像的同一性、すなわち、自我であり、基盤としてのMedia Pointが、同一性形成後も開いているのである。つまり、新たな差異共振エネルギーが放出されているのが、人間と考えられるのである。この差異共振エネルギーによって、人間は、創意工夫して、諸文化を形成して、諸環境に対応してきたと考えられるのである。
 言い換えると、人間の場合、他の動物に比べて、Media Pointのエネルギーが過剰なのである。つまり、差異共振エネルギーが過剰なのである。そのため、同一性主義的な自己、すなわち、自我は、反動化して、暴力を引き起こすのである。だから、創造・平和の原動力が破壊・戦争に転化するのである。
 思うに、自我であれ、意識であれ、知性であれ、それらは、過剰なエネルギーの所産であると考えられるのである。
 思うに、他の動物の場合、内包されるMedia Pointが同一性形成において、いわば、尽くされるのであり、いわば、Media Pointと同一性が見合っているのである。過不足なく、閉じているのである。
 それに対して、人間の場合は、同一性(自我)を形成しても、それを逸脱する過剰なエネルギーがMedia Pointから放出されていると考えられるのである。初期は、同一性形成が中心であるが、その後、差異化・差異創造へと転換するのが本来的であるが、自己同一性=自我が中心化されていると、反動化して、悪徳化・病理化するのである。差異化・差異創造化は、芸術表現を含んで、叡知化とも呼べよう。
 とまれ、人間の場合は、本質的に、Media Pointのエネルギーが、他の動物に比べてはるかに強大であり、同一性化は自我を形成し、さらに、自我を超えて、自己創造へと発展する能力をもっているのである。(同一性主義に固着するのが、父権主義であり、差異共振性を開放させているのが、母権主義であると考えられる。)
 聖書で人間は神の形に似せて創造された(神の似姿)とあるが、それは、真実を捉えているだろう。神をMedia Pointの総合エネルギーとすると、人間はそれに類したエネルギーを内包していると考えられるからである。神秘学の伝統では、人間をコズミック・マンと表現するが、それも、それなりに真実的である。Media Pointをコスモス(宇宙)的とみることができるからである。そう、古代宇宙論(占星術)はそれなりに真実を含んでいると思われるのである。この点については後で検討したい。
 簡単にまとめると、生命体の唯一のイデアがあり、それが、多様な攻生命体のエイドスを形成するが、人間の場合、Media Pointにおいて、総合エネルギーが開放されているので、差異化が特質なのであるということになる。

余談:
シューベルトの名曲、弦楽四重奏ロザムンデの第1楽章を聴き、その対位法における差異性を認識し、また哀調から、シューベルトには、東洋の影響があるのではないかと思って、wikipediaで調べたら、父親がモラヴィアのドイツ系であった。モラヴィアとは、今日、チェコであり、ハンガリー王国に従属したことがあるのである。どうも、私の心眼ならぬ心耳には、シューベルト音楽には、このハンガリー王国のマジャール人の血がありそうに聴こえるのである。ジプシーの血といってもいいかもしれない。
 とまれ、私には、シューベルト音楽は、大バッハ音楽同様に、差異を感じさせる音楽であり、東洋的に思えるのである。偉大な音楽である。

p.s. 母親はシレジアの錠前屋の娘である。シレジアは今日では、ポーランド、チェコ、ドイツの交わる地であった。中欧ないしは東欧である。やはり、なにか東洋を感じさせる。


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近代主義の大崩壊:トランス父権主義とMedia Pointの開放系

テーマ:哲学

私が感じたことをKaisetsu氏が明敏に説明しているので、それは以下、参考1で読んでいただくことにして、私なりに簡単に述べてみたい。
 国家主義とは、父権主義にもたらしものであり、今日、超越エネルギーの貫流するグローバル経済において、完全に阻害するものになってきている。父権的自己同一性(自我)主義が、トランス・モダンへの相転移期において、反動になっているのである。
 巨視的に見ると、これは人類文化史上の大きな進化を意味すると考えられるのである。何千年前に現われた父権遊牧民、アーリア民族やセム民族の文明が今終焉しようとしているのであり、それ以前の母権文明が螺旋的に回帰しつつあると思われるのである。
 父権主義の反動的無能さは、現在の自民党政治や官僚制に現われている。これは、明らかに知的衰退、知的麻痺、劣化・退行である。そして、国民の多くも同様であると思われるのである。
 進展的な現実に対して、意識の遅れというか、意識の鈍化があるのである。では、この進展的な現実とは何だろうか。
 それは、端的に言えば、差異共振性が現実化していることである。それまで、近代合理主義・物質主義的二項対立原理でよかったが、いつからか、差異共振主義が現実化して、その原理は役に立たなくなってしまったのである。
 言い換えると、トランス・モダン変容が起っているのである。そう、明らかに、差異共振価値が近代主義の同一性価値に取って代わっているのである。
 これは、資本主義の変容である。近代資本主義は終焉したのである。トランス・モダン資本主義である。
 言い換えると、縦割りの同一性主義から水平的共振主義へと転換しているのである。この進展の中間にポスト・モダン時代があったが、今やそれは反動形態となり、トランス・モダン化が中心化しているのである。PS理論から言うと、Media Resonanceが普遍化しているのである。
 端的に、同一性価値はもう意味がないのである。近代主義においては、同一性価値は目的であったが、今や、無意味である。
 差異共振大進化だと思う。これに対応しない体制はすべて壊滅していくだろう。

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参考1:

現在起こっておるのは、ウェブ(精神世界、電磁波的世界)への権力移譲である。+ 日本におけるウェブ中枢は、ブログ世界

2008.03.24 Monday

現実の現象界権力の崩壊、浮遊化、価値減少、帝国の崩壊、多極化と見える状況は、実は、現象界権力機構の上に、上方に、価値階段の上層部に、ウェブ権力機構が創設されつつあることの、現象界からの見え方であろう。
但し、「精神世界」は、必ず、「身体」を必要とする。
その生活世界の中枢部のロケーションは、USAに存在する。
人間としての個体がUSAにある、というのではなく、精神世界の秩序、アルゴリズム、言語的秩序は、USAによって制御されている。
 オイル価格も、実は、超現実世界によって形成されている。ヘッジファンドも、量子力学の世界によって「秩序」付けられている。為替動向も、所謂、ウィーナー過程(ブラウン運動)的世界によって形成されている。
 つまり、精神世界、電磁波的世界が、現実世界、生活世界を支配する仕組みが構築されつつあるのである。
 日本におけるウェブ中枢は、ブログ世界である。
 このブログを支えているのは、アルファベットであり、USA言語体系である。具体的には、ロスアラモスの系譜である。
http://blog.kaisetsu.org/?eid=640640
『海舌』 the Sea Tongue by Kaisetsu

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