INNOVATION OF PHILOSOPHY: GP陰陽哲理学 Gaussian Plane Yin-Yang Philosophience - 2009/07/22

GP陰陽哲理学 Gaussian Plane Yin-Yang Philosophience:思えば、2004年9月「海舌」氏とブログ上で遭遇し、不連続的差異論が誕生しました。その後、仮説・理論は紆余曲折的に変転しました。現時点2015年では理論名はGP陰陽哲理学です。




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2009年07月22日(Wed)▲ページの先頭へ
+iの同一性傾斜が近代主義の原因である:同一性傾斜の結果の+1としてのアンラ・マンユ
⇒+1から+1はどうやって形成されるのか。現象は本来、差異共振現象だと言ったが、エネルギーである⇒が消失するとき+1となるとこれまで考えてきた。
 つまり、一般には、大人に成長するにつれて、エネルギー⇒を喪失して、+1の物質世界が形成されると考えられる。同一性フレームや同一性図式(シェーマ)でもある。
 つまり、同一性=物質の必然的な面をもっている。しかしながら、エネルギーは反復されると考えられるから、⇒的な発想は本来消えないはずである。
 しかしながら、近代においては、同一性=物質に固定される近代合理主義が発達した。この原因は何か。
 それは、作業仮説では、+iの傾斜にある。父権的傾斜である。+iは言語観念、言語形式を形成すると思われるのである。つまり、同一性形式をもっているのである。この+iの同一性傾斜のために、近代西欧において、同一性=物質の固定が起り、差異共振エネルギーが否定・抑圧・排除・隠蔽されることになったと考えられる。
 それに対して、反動的に、-iの感性(身体)に傾斜すると、ロマン主義、「神秘主義」、オカルティズムになると考えられる。
 思想史的には、啓蒙思想は、+iに傾斜しているし、それへの反動としてロマン主義は-iに傾斜したとは大雑把には言えよう。(もっとも両者は対極的な面をもっているのであるが、それは無視した。)
 問題は、これまで解明したように、西洋哲学においては、一般に、+iと-iとが連続的であったことである。
 それは、上述したことに関係するが、+iの同一性傾斜があったために、それが、-iをも連続的に捉えたからである。
 結局、既述したように、+iの同一性傾斜(父権的傾斜)が西洋哲学、近代主義の混乱の根因であったのである。つまり、言い換えると、同一性傾斜のために、本源の差異共振性(Media Pointの様態)が歪曲されて、いわば、+iと-iとの癒着が起るのである。これが連続性・混合・混濁・相対性の根因である。そして、父権社会が腐敗する原因もここにあると言えよう。
 また、既述した通り、ポスト・モダンの失敗の原因もここに存するのである。ドゥルーズと初期デリダの哲学は、この同一性傾斜に拠る連続性から脱却していないのである。
 ここで言いたいことは、同一性傾斜のために、+iは、同一性となり、-iは連続的差異になったことであり、真の統一(差異共振・即非性)への見込みが西洋文化においてほとんど失われていたことである。
 ということで、⇒+1から+1が乖離する根因は、同一性傾斜・父権的傾斜にあるということである。そして、ゾロアスター教に引きつけて言うと、これまで、アンラ・マンユを+1としたが、どうやら、同一性傾斜と+1の結合したものがアンラ・マンユではないのかと思われてきたのである。即ち、同一性傾斜の結果としての+1としてのアンラ・マンユということである。 
  では、-1、あるいは、⇒-1とは何か。作業仮説としては、「ダークマター(暗黒物質)」ではないだろうか。+iが通常の物質ならば、-1はそのように考えられる。
 これはおいておくことにして、思いついたのは、-1とは、不連続性に関係するのではないかということである。即ち、共振から、同一性傾斜によって連続性が生起して、+1となるならば、同一性傾斜+iを否定すれば、不連続性が発生するのではないだろうか。つまり、-(+i)*(-i)⇒-1ということである。この同一性傾斜の否定-(+i)が、他者-iを生かして、いわば、+iと-iとのバランスをもたらすのではないだろうか。
 言い換えると、-1とは、端的に、+1の否定であり、同一性=物質を否定するものである。この同一性否定の作用-1によって、+iと-iのバランスがとれて、差異共振性が生起するのではないだろうか。
 そうすると、-1はきわめて重要な働きしているのである。同一性傾斜を否定して、差異共振性に回帰する働きをしているのである。+1をアンラ・マンユ(悪神)とすれば、-1は正に、スプンタ・マンユ(聖なる霊・善霊・善神)である。


   




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カレンダ
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