INNOVATION OF PHILOSOPHY: GP陰陽哲理学 Gaussian Plane Yin-Yang Philosophience - 2009/01/11

GP陰陽哲理学 Gaussian Plane Yin-Yang Philosophience:思えば、2004年9月「海舌」氏とブログ上で遭遇し、不連続的差異論が誕生しました。その後、仮説・理論は紆余曲折的に変転しました。現時点2015年では理論名はGP陰陽哲理学です。




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2009年01月11日(Sun)▲ページの先頭へ
プラトニック・シナジー理論とトランス・モダン経済:差異共振資本経済へ向けて
時間がないので、詳述できないが、同一性主義金融資本主義が崩壊/終焉して、差異共振主義資本経済が構築されていくことになるとプラトニック・シナジー理論では予見している。
 差異共振政治はオバマ新大統領が実践している。いちばん重要なのは差異共振経済の実現である。ここに未来が懸かっている。
 とまれ、一つはシルヴィオ・ゲゼルの経済学を読むべきである。地域通貨でいわば出汁にされてしまったが、彼の経済学は、差異的な自由主義経済学であると言える。
 また、一つは、Kaisetsu氏の説く金・銀本位制に注目することである。差異共振エネルギーを同一性主義へと展開させたために、今日の新「大恐慌」が起ったのである。
 差異共振エネルギーが同一性価値(貨幣価値)に転換するのは、必然であるが、それをウォール・ストリートは、デリバティブ等で同一性主義価値に変換させて、同一性価値の鏡像的な拡大で狂気・不合理化して、崩壊したのである。だから、差異共振エネルギーを同一性主義価値に変換させない通貨方法が必要なのである。それが、金・銀本位制である。
 金と銀は有限であるために、同一性価値が無限化(バブル化)することはありえないのである。だから、そうなると、過剰な差異共振エネルギーは同一性主義価値に向かわずに、同一性価値を経由して、差異自体、差異共振価値自体へと志向すると考えられるのである。
 ここがポイントである。差異共振エネルギーの同一性志向性がいわば、反転して、差異共振価値へと転換すると考えられるのである。そして、この差異共振価値が差異共振的社会の創造・構築へと向かうと考えられるのである。
 ゲゼルの場合は自由土地と自由貨幣がポイントであるが、前者は実現可能であるが、後者の減価通貨はなかなか実現が難しいだろう。もっとも、これからどう動くか不明であるが。
 それに対して、金・銀本位制はかなり実現の可能性が高いと言えよう。それは、外に向いた、つまり、物質に向いた目を内向き、つまり、精神に向かせる作用があると考えられるのである。これは、正に、トランス・モダン文化にふさわしいと言える。
 結局、ポイントは脱同一性主義化(脱構築)されて解放された差異共振エネルギーをどのように新経済構築へと向かわせるのかである。
 プロト・トランス・モダンとして、私は差異共振的経済的法律(商法や税法等)が必要ではないかと思う。すなわち、差異共振的共同体を構築するための資本を企業が共同体に融資や贈与を行うようにさせる法律である。例えば、大企業の内部留保のような資金は認めずに、それを共同体に融資、贈与させるのである。もっとも、当然、まず、企業で働く社員に適切な賃金が行き渡るようにも雇用法や税法を変えるべきである。組合は御用化するので、不適切である。
 適切な賃金とは、社員・勤労者が、物質的に安定した潤いのある、また豊かな精神文化的な生活を営むことができる賃金である。(ここで土地問題があるだろう。ゲゼルの説くように、土地を国有化するのはいいだろう。それを安価に貸す方法があるだろう。そうすれば、家屋は安価にできるようになるだろうし、農業も欲する者が行うようになり、活性化するだろう。)
 これは、また、社長や役職の賃金も抑えるべきである。政治家や官僚もそうである。かれらには高額はいらないはずである。
 とまれ、差異共振価値創造へとエネルギーを転換することである。私は差異共振価値へのフィードバックと言っているが、それが実現すると、差異共振価値はさらに「成長」すると考えられる。ここには、もはや、不況・恐慌はありえないだろう。
 プラスのフィードバックが循環して、螺旋的に成長すると思われるのである。それは、エントロピーの減少を意味するのである。これで、差異共振価値の基礎の一つである自然も豊かに成長することになるだろう。今はここで留める。


参照:

シルヴィオ・ゲゼル『自然的経済秩序』
http://www3.plala.or.jp
/mig/gesell/nwo-jp.html

『海舌』 the Sea Tongue by Kaisetsu
:銀本位制
http://blog.kaisetsu.org/?cid=28157


   




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カレンダ
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