INNOVATION OF PHILOSOPHY: GP陰陽哲理学 Gaussian Plane Yin-Yang Philosophience - 2008/10/04

GP陰陽哲理学 Gaussian Plane Yin-Yang Philosophience:思えば、2004年9月「海舌」氏とブログ上で遭遇し、不連続的差異論が誕生しました。その後、仮説・理論は紆余曲折的に変転しました。現時点2015年では理論名はGP陰陽哲理学です。




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2008年10月04日(Sat)▲ページの先頭へ
米国金融崩壊と米国民のトランス・モダンへの萌芽
この記事は、金融瓦解のアメリカの世情を捉えていると考えられる、辛口の記事である。結局、アメリカ国民(だけではないが)は、ウォール・ストリートへの信頼を無くしたということである。これは、正に、同一性主義金融資本主義への不信でああり、トランス・モダンへの動きを示唆すると考えられる。

Bail-out bill: Wall Street tarnished by $700bn US Congress vote - financial crisis
The legendary Bar Car on the evening commuter train from Grand Central Station was long the packed and raucous domain of swaggering Wall Street warriors grabbing celebratory drinks on the journey home after another day of telephone number deals.


By Philip Sherwell in New York
Last Updated: 1:36PM BST 04 Oct 2008

http://www.telegraph.co.uk
/finance/financetopics/financialcrisis
/3134576/Bail-out-bill--Wall-Street
-tarnished-by-700bn-US-Congress
-vote---financial-crisis.html


中井美学とPS理論:トランス・モダンとMP共振多種多様態
いわゆる、中井美学は、現代の機械/集団時代を先取りし、いわば、ポスト個人主義の可能性を唱えている。
 私の直感では、中井美学の機械/集団主義とは、プラトニック・シナジー理論(以下、PS理論)により、より精緻化できるのではないかと思えるのである。
 PS理論の中核概念である、Media Pointによって、中井美学の機械/集団主義を進化させることができると思われるのである。即ち、Media Pointは、差異同士を共鳴・共振させる力学点であり、ここで、いわば、個人主義が超克されるのである。もっとも、個人主義であり、且つ、脱個人主義(トランス個人主義)となるのではあるが。端的に、差異共鳴性・差異共振性こそ、中井美学の機械主義/集団主義の意味するものと思われるのである。
 思えば、ドゥルーズ&ガタリは、機械状のアジャンスマン(アレンジメント)を説いたが、これは、このことと同様であると考えられる。それは、人間と機械とが、アジャンスマン(共立様態)になるということであるが、正に、Media Pointによる差異共鳴・共振による事態であると考えられるのである。 結局、中井美学やドゥルーズ&ガタリの理論は差異共鳴多様態、差異共振多様態のことを意味していると考えられるのである。Kaisetsu氏の説くMedia Resonanceということである。そう、Media Point Multiple Resonanceとも呼べよう。
 この視点を敷延すれば、資本主義論にも適用できるのである。結局、資本主義の本体は、Media Point Multiple Resonanceであるが、それが、同一性価値主義=交換価値主義によって、破壊されるのであるから、Media Point Multiple Resonanceを成長させるようなトランス資本主義経済様式が必要なのである。差異共鳴主義的資本主義である。
 結局、Media Point Multiple Resonance Valueを活かす「資本」とならなくはならないのである。そう、個人主義が、近代的自我となり、この共振価値を破壊しているのであるから、やはり、脱近代的自我主義とならなくてはならないのである。
 とまれ、中井美学に戻ると、それは、この差異共鳴価値を予見していたと思えるのである。

追記:
Media Point Multiple ResonanceはMultiple Media Point Resonanceと呼ぶ方が明瞭だろう。


中井正一の『日本の美』:中井正一の復活:トランス・モダン美学へ向けて
朝日選書の『美学入門』に、『日本の美』が収められている。何というか、忘れられていた真珠のような日本美学である。
 私は昔、岡本太郎の直感の鮮烈な評論、とりわけ、『沖縄文化論』
http://www.amazon.co.jp/沖縄文化論
―忘れられた日本-中公文庫-岡本-太郎
/dp/4122026202
に強い感銘と共感をもったが、そこで、暗示されている日本美学は、中井正一の「美学」に、なにか淡々と、明瞭に表現されていると思った。
 戦後日本人が、連合国の支配に従属した日本国政府の下の教育制度によって、失わされた、奪われた日本の美がここには、じつに、てらいもなく、あからさまに、述べられているのである。
 この視点から見ると、今日の日本人、とりわけ、東京人は、戦後近代合理主義に洗脳されて、日本人の伝統的心性を失っているかがわかるのである。トランス戦後主義によって、日本の伝統に回帰すべきである。
 日本の伝統を奪われて、欧米文明に染まってしまっていると言わざるをえない。
 そう、昔、鈴木大拙の名著『禅と日本文化』を読んだとき、日本伝統文化に対する私の認識の無さに愕然として、不意打ちされた戦慄があった(今も、その衝撃は残っている)が、思うに、中井正一の『日本の美』は、鈴木大拙の日本文化論を発展的に継承するものだと直感されるのである。
 思うに、中井正一は、戦後、知識人に無視されて来たように思われるのである。黙殺である。一つの原因として、美学に対する「マルクス主義」的知識人の否定的視点があったからではないだろうか。しかし、それも妙である。中井正一は、戦前は、左翼活動により、投獄されたのであるから。
 おそらく、内的な要因は、中井の美学が時代の先に進んでいた点である。今日の情報時代になって、彼の多元的美学が認識できるようになったと言えるのかもしれない。
 自民党という戦後日本を象徴する政党が崩壊する中、中井の天才的美学に瞠目するというのも、符合的である。


美学入門 (朝日選書 (32)) (-)
中井 正一 (著)
http://www.amazon.co.jp/美学入門
-朝日選書-32-中井-正一/dp/4022591323


第千六十八夜【1068】2005年10月24日

Seigow's Book OS / GEAR
中井正一
『美学入門』
1975 朝日新聞社
http://www.isis.ne.jp
/mnn/senya/senya1068.html


「評論」に 中井 正一 「現代美学の危機と映画理論 」を掲載。(PDF 版 )(Aug15)
©社団法人日本ペンクラブ The Japan P.E.N. Club
電子文藝館編輯室


作家別作品リスト:No.1166
作家名:
中井 正一
作家名読み:
なかい まさかず
ローマ字表記:
Nakai, Masakazu
生年:
1900-02-14
没年:
1952-05-18
人物について:
「中井正一」
http://www.aozora.gr.jp
/index_pages/person1166.html



   




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