A one-track mind(偏狭な心):一つの観念にとりつかれた心:補正






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2008年08月29日(Fri)
A one-track mind(偏狭な心):一つの観念にとりつかれた心:補正
one-track mindという句があったので、辞書を調べたら、one-trackで、「一つの観念にとりつかれた」という語義があった。この「一つの観念にとりつかれた」というのは、正に、私がこれまで批判してきた同一性主義にあてはまる。
 では、この「一つの観念にとりつかれた」という事象を、PS理論的に解明したと思う。意外にあっさりと説明がつくのではないかと思う。
 今は簡単に考えたい。同一性主義とは、自己内差異(他者)を否定し、自己同一性(自我)を志向するあり方である。この自己同一性(自我)志向が、思うに、ただ一つの観念をもたらすと思われる。
 問題は、このただ一つの観念の正当性である。同一性主義は、このただ一つの観念を正当化する根拠をそれなりにもっているはずであるが、それは何か。
 それは、端的に、+1だと思う。これが同一性である。そして、ここから、-1の同一性主義へと転換するのである。
 +1、即ち、A=Aである。ナスはナスであるという、「自同律」である。これは、交換価値になるのである。すなわち、ナスは一袋158円であるということである。ナスが、交換価値となったのである。
 本来ならば、差異があるのであるが、同一性価値が主導化すると、差異が排除されて、同一性主義となる。
 結局、同一性主義(ただ一つの観念の正当化)とは、端的に、同一性傾斜に拠ると考えられる。父権制である。
 この父権制が同一性主義の根拠と考えられるのである。ここで、原差異共鳴性が否定されて、同一性主義という二項対立が発生するのである。
 これが本件の答えである。一つの観念にとりつかれるというのは、父権主義の為せる業である。宗教で言えば、一神教である。とりわけ、ユダヤ・キリスト教である。

P.S. 同一性主義の根拠として、+1、すなわち、同一性を提示したが、少しあいまいである。なぜなら、同一性+1とは、同一性主義ではなく、差異共鳴性の帰結であるからである。つまり、+1は、差異共鳴性に包摂されているのである。
 それは、同一性自己であり、差異共鳴「自己」に包摂されているということになろう。
 では、同一性自己が同一性主義自己(自我主義)になるのは、何が根拠かである。それは、これまで指摘したように、差異共鳴性において発生した苦・悲が原因である。それを否定するようにして、同一性主義自己が形成されると考えられるのである。
 だから、同一性主義の根拠は、+1ではなくて、ネガティブとなった差異共鳴性である。反動である。差異の反動が同一性主義の根拠である。
 とまれ、後で整理したい。


   




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カレンダ
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